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【東広島市】色付き始めた紅葉を眺めながらのへそ丼はいかがですか?

中本祥二ライター(東広島市・三原市)

東広島市で人気上昇中の広島へそ丼は先月30日に既報の通り、「ご飯、ラー油、青ネギ、卵黄、だし醤油を入れる」というルールを守れば後は自由自在にアレンジできます。それゆえに、舞茸天ぷら入り、峠下牛しぐれ煮など、それぞれの提供店によって個性があふれます。

今回は提供店の一つである、道の駅湖畔の里福富のレストラン「Riche Kitchen」にお伺いしまして、「焼き豚へそ丼」(単品で税込550円)を賞味しました。

「Riche Kitchen」は白基調の爽やかな店内が目を引きますが、テラス席でのんびりした時を過ごすこともできます。テラス席の向こうのゲートからは福富ダムを一望できます。(間の通路は時折車両が通行しますので、ご注意ください。)

店内席です。
店内席です。

福富ダムの遠景です。
福富ダムの遠景です。

焼き豚へそ丼はテラス席でいただきました。店員さんのご案内の通り、かき混ぜました。細かく刻まれた焼き豚はほっとする味です。コクのあるラー油とシャキシャキ食感、少しピリ辛味のネギとは絶妙の相性でした!

今年の夏は記録的な暑さでしたが、10月になって段々和らぎ、秋風を感じます。テラス席の隣やゲートの先にある木々は緑色と赤色が混じっていました。これから一層赤色が増していくと思います。真っ赤な紅葉を愛でながらのへそ丼はいかがでしょうか?550円というお値段はとてもリーズナブル。中身が若干小ぶりですので、女性の方におススメです。食べ足らない方には、おかず等が付いたセットメニュー(1200円)をおススメします。

先月30日記事でも申しましたが、へそ丼が県央発で広島県全体のグルメになることを願ってやみません。広島県以外で、政令指定都市を擁する道府県はそれぞれにご当地グルメを多く持っています。例えば北海道はラーメン、スープカレー等…。愛知県はきしめん、味噌煮込みうどん等…。広島県にも「へそ丼」という新グルメが台頭し、グルメ王国になることを願います。

お好み焼きの発祥は広島か?関西か?肉じゃがは広島県呉市か?京都府舞鶴市か?という終わりなき論争が起きていますが、へそ丼は広島県央商工会が「広島へそ丼」と明確に商標登録しておりますので、そういう論争が起きる心配はご無用です。

(了)文・写真 中本祥二

道の駅湖畔の里福富 Riche Kitchen

広島県東広島市福富町久芳1506
営業時間:11:00~ラストオーダー14:00
定休日:毎週水曜日(道の駅自体は年中無休)
お問い合わせ先:082-435-2110(道の駅代表番号)
道の駅のホームページ

ライター(東広島市・三原市)

東広島市に居住しております。フリーライター、「芸備線ディスティネーション協会」会長、小売店アルバイト店員。日本経済新聞コラム「私見卓見」や無印良品Webマガジンに寄稿致しました。東広島・三原の良いお話を発信してまいります。※日経新聞以外に以下新聞の投稿欄に掲載いただけました。中国新聞、北海道新聞、徳島新聞、熊本日日新聞、人吉新聞 ※安芸太田町のNPO法人賛助会員・島根県邑南町の地域おこし団体会員・世羅町と長野県の広島東洋カープファンサークル会員。

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