今回、ご紹介するのはレンタルスペース「昭和SPACE」です。レンタルスペースとは一定の時間を決められた料金で貸りられるスペース（部屋）で、リモートワークの普及などにともない、施設数が増えています。そして、こちらの「昭和SPACE」はとても大きな特徴があり、その名前が示すように昭和の雰囲気を楽しめる空間となっています。実際に訪れてみての感想は「本当に素敵な空間」です。それでは施設の運営会社の方のお話しとともに「昭和SPACE」を見てみましょう。

洋室と和室、異なる二つのタイプを選びる

さっそく素敵な空間のチェックから。運営会社の方から「昭和SPACE」の特徴を紹介していただきましょう。

「施設は1号室の洋室と2号室の和室で構成されています。洋室には【押入れ開けたらすぐ駄菓子屋】と題した駄菓子屋さんを設置しています。テレワークなどが普及している昨今、仕事をしつつ、見て、食べて楽しんでいただければと…。一方、和室はスポットライトを完備していて、映画の撮影やコスプレ撮影の実績があります」

いかがでしょうか。おすすめの利用方法については「1号室と2号室はまったく趣の違うスペースになっているので仕事と遊びをうまく織り交ぜて使っていただければと思います」（運営会社の方）とのことです。

オープンの原動力は「懐かしいと感じたものを表現したい」という想い

「昭和SPACE」は個性的なレンタルスペースですが、そもそも、どうしてこのような施設をオープンしたかというと……。

「私が昭和生まれで、私が懐かしいと感じたものを表現したいという想いからです。私はレンタルスペースを都内で運営をしていました。コロナ禍により一度に多くの人に利用いただいて利益を確保するという方法が難しくなり、また、私自身もそのような運営方法に疑問を抱いていました。そこで、ちょっと違うレンタルスペースをやろと考えました。昔、買ってもらえなかったおもちゃや駄菓子屋を室内に再現したい…。そこに共感していただき、それが商売に繋がれば幸せなのかなと」（運営会社の方）

空間はレトロでも利用システムは最先端！　非対面でスムーズに入室可能

「昭和SPACE」は川越の市街地にあります。具体的には蓮馨寺の近く、1階で「きものや沙羅2号店」が営業している建物の2階です。

利用方法はインターネットを利用しての事前予約が必要で、当日は電子キーを自分で開錠。運営サイドと対面しないで入室するシステムとなっています。予約や料金などの「昭和SPACE」の公式サイトをご参照いただければ幸いです。

世の中にレンタルスペースはあまたあれど、「昭和SPACE」はレトロで、広くて、自由度が高い唯一無二の存在といえるでしょう。運営会社さん、このような施設を営業していただき、ありがとうございます。本記事は運営会社の方から読者の皆様に向けていただいた言葉で締めさせていただきます。

「これからまだまだ昭和の懐かしさを少しずつ再現していきたいと考えています。そのようなレトロに癒されたい方はぜひ遊びにきてください」（運営会社の方）

【施設情報】

• 施設名／昭和SPACE
• 住所／埼玉県川越市連雀町9-2 2F
• 利用可能時／6:00～24:00