初心者製図用シャープペンシル!「M5-552」知っている人は相当マニアです
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
最近、製図用のシャープペンシルを普段から使うようになってきました。筆記するときに視野が広くなって、書きやすいからです。
僕は綺麗な字が書きたいという気持ちで使い始めたのですが、すっかりと手放せなくなりました。このペン先形状はクセになります。
今日は、三菱鉛筆株式会社さんの「M5-552」を紹介します。カタログにも掲載されていないマニアックな筆記具らしいですよ。
三菱鉛筆の規格外?
このシャープペンシルは、岐阜県瑞浪市にあるTEGAMIYAさんにありました。店長のポップがイカしているので気になりました。
引用させていただきますと、「ベンチ外と言われるとポンコツと思われるかもしれませんが、そうではありません。
何故かHPに載っていないということです。使いやすさはふつー。ただ、かなり珍しいです。物好きの方は是非。」こんな紹介です。
見たことなかったので紹介します
この「M5-552」のことを、僕は見たことがなかったのです。売っていた記憶もありません。どんな売り方しているのでしょうか。
ホームページに掲載しないということは、よほど売れる自信があるか、販路がしっかりしているということに違いありません。
調べてみますと一部の文房具好きからは、隠れた名品として絶賛されていることがわかりました。これは、知っておくべきですね。
使いやすさが普通みたい
税込価格¥550という嬉しい価格設定にも驚きますけど、店長のこのシャープペンシルに対する評価が普通ということにも驚きます。
確かに書いてみると最近では珍しい重心が後ろ目になっています。トレンドではないですね。でも、昔は全てこうだったみたい。
製図用のシャープペンシルは、文字を書くためのものではないはずなので、このくらいと使いやすさで良いかも知れないです。
コスパは抜群です
このシャープペンシルは、鉛筆から移行した初心者の方に持っていただきたいです。最初から製図用も持って欲しいのです。
筆記用と製図用のシャープペンシルの併用が中高生には良いんじゃないかと思います。そして、用途によって使い分けましょう。
このくらいのコスパ、そしてこのくらいの機能がスターターとして良いと思います。遊んでしまわないことも大事ですから。
ローレット加工に注目
このグリップ部分のローレット良いです。肉眼で見ても、よく輝いています。加工するダイスが古いのかも知れないですね。
拡大してみてみると、なんとなく切り込みがキツくて模様がキツめですので新鮮に見えるのでしょう。縦線も良いですね。
こんなように詳細部分をよくよく見てみると、文房具の進化の変遷などが見て伺えるかも知れないです。こういうの楽しいですね。
まとめです
簡単に手に入らないかもしれないですが、知っていると楽しい製図用シャープペンシルを紹介してみました。いかがでしたか。
実は、知り合いの娘さんがいつも読んでくださっているということなので、今後はその世代も意識して書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。最後に、参考記事を掲載しておきますね。では!
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