深掘りの日本語4~てにをは物語~
一字でニュアンスの変わる「助詞」、おそるべし!
てにをは がおかしい、って言われたことありませんか。「は? それなに?」と思った人も、実は、意外と使えたりしています。ただ、多少間違って……
たとえば下のフキダシ部分には、「に」「へ」のどちらが入るのでしょうか。
姉は、太郎がどの方向へ行ったかを語ります。へ は方向を強調
太郎は、自分がどこにいたかを語ります。 に は、場所を強調
正解は 姉「太郎は学校 へ 行ったよ」
太郎「僕は学校 に いたよ」
格助詞を正確に使えると、短い言葉でも自分の言いたいことがしっかり伝わる気がします。
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