Twitter無料ユーザーは1日600件までしか見られない。API制限は不具合ではなく一時的な仕様に
7月1日23時頃よりSNS『Twitter』が「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示され、閲覧できない状態になる人が続出して騒ぎとなっていますが不具合ではなく(一時的な)仕様だと発表がありました。
無料ユーザーは1日600ツイートまで閲覧を制限
7月2日2時1分、イーロン・マスク氏は自身のTwitterアカウントで「極端なレベルのデータスクレイピングやシステム操作に対処するため、以下の一時的な制限を適用しています」と発表しました。
それによると制限は
- Twitter Blue(課金)ユーザー:1日6,000件まで閲覧可能
- 無料(無課金)ユーザー:1日600件まで閲覧可能
- 新規(未認証)ユーザー:1日300件まで閲覧可能
になっているとのことです。
前回、「障害発生中か?」とお伝えした記事では「ヘビーユーザーほど使えない状態かもしれない」と書きましたが、方向性としては推測どおりだったようです。
ただまあ1日600ツイート見るだけで閲覧できなくなるわけですから、もはやこれではライトユーザーしか使えない状態と言えます。
まもなく「800ツイートまで閲覧可能」に制限を緩和
このほかイーロン・マスク氏は3時46分に続報として「まもなくレート制限を課金ユーザーは8,000、無課金ユーザーは800、新規アカウントは400まで引き上げる」とも発表しています。
600も800もあまり変わりません……。
どうしても読みたい場合の対処法はある?
どうしても読みたい場合の対処法としては、Twitter公式Webアプリの『TweetDeck』を利用するとタイムラインや返信、DMの確認ができます(※どうやらアプリごとに制限が設定(無料ユーザーなので筆者は1,000件)されているらしく、しばらく使っていると『TweetDeck』も制限の表示が出るようになりました)。
ただし、筆者のように個別のツイートを開きたい場合はサブアカウント経由で閲覧する必要があります。
イーロン・マスク氏もAPI制限に引っかかっておりツイートを見られないとのことですが、この制限がいつ解除されるのかはいまのところ不明です。
『Twitter』は一体どこへ行ってしまうのか……。
7月2日6時55分追記
6時49分、イーロン・マスク氏からそれぞれ10,000件、1,000件、500件まで制限を緩和したとの発表がありました。