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Twitterで障害発生中か。「API呼び出しの回数制限を超えました」で閲覧できない状態(続報あり)

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
エラーで何も表示されない筆者のTwitter。筆者撮影。

 7月1日23時頃よりSNS『Twitter』で障害が発生しており、現在もタイムラインやトレンドなどがWebブラウザでもスマホでも閲覧できない状態が続いています。

「API呼び出しの回数制限を超えました」でエラーに

 障害が発生しているアカウントでは、『Twitter』を閲覧しようとすると「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示されてしまい、タイムラインや個別ツイートなどが閲覧できない状態となっています。

 これにより『Twitter』では「Twitter不具合」や「Twitterダメ」のキーワードがトレンド入りしていますが、このキーワードからトレンドのツイートを確認しようとしてもエラーで見られないためどうしようもありません。

いまのトレンド欄。Twitterより。筆者キャプチャ
いまのトレンド欄。Twitterより。筆者キャプチャ

ヘビーユーザーの閲覧数がAPI呼び出しの回数制限を超えている?

 『Twitter』が広報部門を閉じているため確認することはできませんが、問題が発生しているのはいわゆるヘビーユーザーと呼ばれる人たちのアカウントの可能性が考えられます。

 というのも筆者がメインで使っている本アカウントではこのエラーが表示されますが、サブアカウント(複数)では問題なくタイムラインが表示されるからです。

サブアカウントで投稿した状況。問題なく 『Twitter』が閲覧できる。筆者撮影。
サブアカウントで投稿した状況。問題なく 『Twitter』が閲覧できる。筆者撮影。

 つまり(あくまで筆者が確認したかぎりでは)ヘビーユーザーであるほど『Twitter』の閲覧ができません。

直近のサービス内容の変更が影響?

 『Twitter』の最近の変更と言えば、6月30日にWebブラウザから閲覧しようとするとログインが求められるようになったことが記憶に新しいです。

 イーロン・マスク氏はこの変更について「一時的な緊急措置です。データが略奪されすぎて、一般のユーザーのサービスが低下していたからです」とコメントしていましたが、いままさに一般のユーザーのサービスが低下しています。

イーロン・マスク氏のコメント。Twitterより筆者キャプチャ。
イーロン・マスク氏のコメント。Twitterより筆者キャプチャ。

 これ以外では6月27日頃に行われた「フォロワー取得」と「フォロー取得」のAPI機能の削除が影響している可能性も考えられます。

 とりあえずエラーが表示されている方はサブアカウントを試してみるか、しばらく『Twitter』をお休みしましょう。(API制限的には)『Twitter』のやりすぎだそうです。

7月2日5時47分追記

 イーロン・マスク氏から「現在の閲覧制限は一時的な仕様」との発表がありました。

 詳しい内容や対処法は以下の記事で解説しています。

 → Twitter無料ユーザーは1日600件までしか見られない。API制限は不具合ではなく一時的な仕様に

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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