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【京都】宇治田原 徳川家康の伊賀越えにある『永谷宗円の生家』宇治田原町湯屋谷生まれの茶業家の家!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都は、宇治はもちろんのこと、お茶の栽培が盛んに行われた場所が他にもあります。

100年以上に渡る歴史を持つ『高津商会』の日本映画やドラマ、祭り、イベント、演劇などで使われる小道具たちが保管されている流通センターがある「宇治田原」もお茶で有名な場所の一つです。

宇治田原には、永谷宗円の生家があります。

何度も通っている宇治田原ですが、実際に訪問したのはこの日が初めて。

以前から気になっていた場所でした。

大きな道から山道の方へと向かいます。

徳川家康の伊賀越えの場所でも知られる道です。

細い山道を登っていく途中、石碑が数本見られました。

そこには、句のようなものが記されています。

その石碑に沿って山の方へ行くと、一軒の藁葺きの屋根の家が出てきました。

永谷宗円の生家だそうです。

江戸時代中頃の元文3年(1738年)に、新芽の茶葉を蒸し、焙炉(ほいろ)と呼ばれる器具の上で茶葉を手揉み乾燥させる青製煎茶製法をこの地で考案したそうです。

『日本遺産』に認定されている「永谷宗円翁生家」。

宇治田原町指定文化財でもあります。

家の中を見せていただくことができます。

中では貴重な資料などもお見せいただけました。

内部には製茶に使われた貴重な焙炉(ほいろ)跡もあります。

現在の建物は、屋敷の跡に、焙炉跡を保存するために建設された家屋だそうです。

映像を見ながら丁寧に説明を受けることができます。

「青製煎茶製法(あおせいせんちゃせいほう)」を開発・普及し、日本緑茶製法の基礎を築いた永谷宗円。

2024.05.12(日)には、永谷宗円生家新茶まつりも行われたそうですよ〜

茶摘み体験や摘んだ新芽をその場で加工する手軽な製茶体験のほか、新芽を使った「茶飯」や天ぷらのふるまい、地元産新茶の試飲など、魅力的なプログラムが盛りだくさん

山城国湯屋谷村に生まれた「永谷宗円」の歴史を知ると共に、お茶のことが学べて楽しいですよ♪

永谷宗円生家
京都府綴喜郡宇治田原町湯屋谷空廣
現在、土曜日と日曜日には内部を見学することができます!

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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