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【京都市】下京区 グリーンインフラの一つである道路型『雨庭』が京都市内各所に!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都は盆地という立地から夏が蒸し暑く、冬は寒いことで知られています。

その中でも、近年は、多発するゲリラ豪雨。

急に降り出す雨にあたふたしますね。

そんなゲリラ豪雨に対して防災機能を有する『雨庭』を、京都市内の各所に整備されています。

緑地の持つ治水機能を適切に高めると. 共に京都の庭園文化を身近に体感できるデザイン性豊かな雨庭の実現を目指しています。

2017年に初めて四条堀川交差点の南東角に雨庭が整備されて以降、雨庭の整備は、令和5年度末までで合計14か所となるそうです。

京都市内には、四条堀川交差点の他に四条大宮交差点(南西角、北側)、東大路今出川交差点南東角(左京区)、四条大宮交差点北側(中京区)、外環三条交差点北西角(山科区)などがあります。

地上に降った雨水を下水道に直接放流することなく一時的に貯留し、ゆっくり地中に浸透させる構造を持った植栽空間です。雨水流出抑制効果に加え、修景・緑化、水質浄化、ヒートアイランド現象の緩和などの効果が期待されることから、近年広まりつつある「グリーンインフラ※」の一つとして注目されています。(HPより)

雨庭」は、地上に降った雨水を下水道に直接放流することなく一時的に貯留し、ゆっくりと地中に浸透させる構造を持った植栽空間です。

「にぎわいのみどりづくり」の一環として京都市が整備しました。

私が住んでいたニューヨークでは、2005年のハリケーンによる水害を契機にレインガーデンの整備を進め、2019年には約2,300箇所を整備したそうです。

京都の景観を損なうことなく、京都の庭園文化を活かした枯山水で、自然と共に生きていく京都市民の水害対策はさすがですね。

「雨庭」四条大宮交差点(南西角、北側)

所在地 京都市下京区四条大宮町

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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