【ダイソーの工具】「フリーレンチ」(税込み220円)が“非常に惜しい!”その理由とは?
こんにちは!DIY道楽テツです。今日は、ダイソーで見つけた超絶コスパの「フリーレンチ」についてご紹介します。220円という驚きの価格で売られていたこのアイテム、使えるかどうか試してみました!
・フリーレンチとは
フリーレンチは、スパナとラチェットの良いところを合わせた便利な工具です。これ一本あれば、様々なサイズのボルトやナットに対応可能、とくに狭い場所での作業には重宝します。しかし、こんなに安価で本当に役立つのか、その真価を探ってみました!
・回せるサイズ(大と小)をチェック
ダイソーのフリーレンチは両頭あって、それぞれ大きい方と小さい方のサイズに対応しています。
大きいほうが15~22mm(0.59-0.86インチ)
小さいほうが9~14mm(0.35-0.55インチ)
当たり前だけど、ミリーにもインチにも対応してくれるのはマジでありがたい。実際筆者はインチサイズの工具は持ってないので、何と頼もしいことか!
開いた状態と、閉じた状態
可動式の爪が六角っぽい形になっていて、固定式の爪がギザギザになってます。この2つのコンビネーションでガッチリと掴むわけですな
・実際に使ってみた!
さて、実際にダイソーのフリーレンチを使ってみた第一印象ですが、最初の挑戦ではちょっとした問題が…。
フロントホイールのアクスルシャフトのクラウンナットを外そうとしたところ、フリーレンチが「ずるっ」と滑ってしまいました。
これにはビックリ!
力を入れる前に爪が外れてしまうので、一度しっかりとナットに合わせる必要がありました。
改めてナットにフリーレンチをセットし直し、しっかりと爪が食い込むのを確認してから再度チャレンジ。今度はスムーズにナットが回り、無事に取り外すことができました。一度食いつくと、特に問題なくスムーズに作業を進めることができます。
その後、ナットを再び締めるテストも行いました。
フリーレンチの爪をきちんと合わせ、トルクがかかるのを感じながら締めていきます。一度爪が合えば、反対方向に簡単に回し、再度締める…という作業をラチェットのように繰り返すことができました。これはフリーレンチの大きな魅力の一つですね。
・ちょっと残念な弱点その①小さいボルトが・・・
大きめのボルトを回す時には全く気づかなかったのですが、小さいボルトが回せないことが分かりました。
例えばこのM6のフランジボルト
なんかうまく食いつかないなと思っていたら、爪の厚みが邪魔をして半分も掛かってないことに気づいたのです。こりゃ、安定しないわけだ~・・・。
構造上しょうがないにしても、必要な努力が少ないわけだからもうちょっと薄くできないものでしょうか??(残念!)
・残念な弱点その②質感・・・よりもバネが欲しい!
使っていて気になったのはその質感。
ちょっとザラザラしすぎてるのと、本体が薄い上にエッジがあるので(バリがあるわけではないけど)、力をかけた時に手のひらが若干痛い。だけども、値段から考えたらここを指摘するのは筋違いというものですよね。だって220円だし!
それよか気になったのは、可動部の爪のとこにバネを仕込んで欲しいですね。
バネが強すぎても使いづらいけど、狭いところで作業する時は両手で押さえられないこともあるから、ちょっとでもバネの力で食いついてくれたら外れることなく連続して締め込みができるはず。そうすりゃ完璧だと思うのだが!!
・まとめと感想
総合的に見て、220円という価格を考えると、このフリーレンチはかなり使える部類に入ります。ただし、使い始めには少しコツが必要で、特に小さいボルトの作業では工夫が求められるかもしれませんね。もしダイソーがこれを改良するなら、爪のスリム化や持ち手の快適性向上、可動部にバネを加えることで、さらに使いやすくなると思います!
・拝啓ダイソー開発者様(個人的な要望)
最後に、もしダイソーの商品開発の方がこれを見ていたら、ぜひ改良版フリーレンチを作ってほしいです。小さな爪のスリム化、持ち手の形状の見直し、そして可動部の爪にバネを追加してください。この改良で価格が上がっても、絶対に買いの商品になると確信しています!
この記事が皆様の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました~!