年末年始、京都駅を利用する方も多いのではないでしょうか？

京都駅のシンボル、京都タワー。その地下に広がる「京都タワーサンド」をご存知ですか？

「京都タワーサンド」は、京都タワービルの地下1階・1階・2階にあり、京都中から選りすぐりの「美食」「土産」「体験」が集結しています。

そして今、この空間に、現代詩人・最果タヒさんの紡ぐ言葉が散りばめられているのです。

2023年にリニューアルされた京都タワーサンドでは、最果タヒさんが古今和歌集や新古今和歌集から選んだ和歌を現代語訳した詩を、パブリックアートとして展示。

旅の途中に、ふと心を休ませ、言葉の世界に浸ることができる空間を創り出しています。

最果タヒさんの詩集『千年後の百人一首』や『百人一首という感情』をヒントに、古の歌が現代の言葉で新たに生まれ変わりました。デザイナー佐々木俊氏による洗練されたデザインで、地下1階を中心に14ヵ所に展示されています。

座席や通路、階段の踊り場など、思いがけない場所に現れる詩との出会い。

それは、まるで宝探しのような楽しさ。何度訪れても新しい発見がありそうです。

京都タワーサンドで、美味しいものを味わうだけでなく、最果タヒさんの詩の世界に触れてみませんか？

年末年始の京都旅行に、新たな彩りを添えてくれるはずです。