【台東区】タイムトラベルしたみたい?!江戸から続く根岸の居酒屋「鍵屋」。
鶯谷駅を降り、言問通りから一本裏道に入った閑静な場所にある鍵屋。
暖簾の横の板塀の間に「鍵屋」と書かれた徳利瓶が挟まっています。
引き戸を開くと、年季の入ったレトロなお酒の看板が。
こちらの「鍵屋」、なんと創業は安政3年(1856年)という超老舗居酒屋なのです。店内の上がり框にあるテーブルや丁度品は、落ち着いた飴色に変化して長い歴史を感じずにはいられません。
お店の中にいると、まるで時代を超えてタイムスリップしてしまったかのような錯覚に陥ります。
木の板に手書きで書かれたメニュー。
ビールと共にお通し玉子焼を頂きながら、じっくりと料理を待ちます。
少し付いた焦げ目が香ばしいたたみいわし、
名物の味噌おでんは、上からこんにゃく、豆腐、ちくわぶの3種盛りです。
タレが絶妙な甘辛さな、お酒がすすむとりもつやきもいただきました。
続いて合鴨塩やきも。薄めの味付けなのに物足りなくないのが不思議。
とりのメニューが美味しかったので、〆にはとりもつ鍋を頂きました。とりの旨味と玉ねぎの甘み、出汁が沁み込んだ豆腐が絶品です。
この「鍵屋」には、ひとつだけルールあり、一人であっても、グループであっても、女性のみの入店はできないということ。このルールも今の時代には合わない?!内容ですが、先代の遺言のため、変えることができないのだそう。けれども女性のグループにたった1人でも男性がいれば入店できます。この日も、カウンターやテーブルに、女性がいてお店の雰囲気ごと楽しまれていた様子でした。ルールをクリアしても、お店の雰囲気と食べ物を味わいに来たい価値が鍵屋にはあります。タイムトラベラーの気分で美味しい食事を楽しみたい方は、ぜひお店に足をお運びください。
・鍵屋・
〒110-0003 東京都台東区根岸3丁目6−23−18
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