【京都府長岡京市】どこ行く? 紅葉シーズンに名所も穴場もギュッと詰まった京都西山エリアの見どころ6選
長岡京の西山エリアには紅葉の名所、穴場がたくさんあります。この秋ブレイク必至の見どころを2022年10月29日に訪問してみました。
西山公園の奥にある「子守勝手神社」は、粟生村の産土神です。この神社の由来は定かではありませんが、子守社は、農業用水を司る水分神を、勝手社は、国家を守る大山祇命などを祀っています。女人安産、子孫繁栄の守護神だそうです。知る人ぞ知る紅葉の穴場です。まだ青々としていました。
長岡天満宮から長法寺・光明寺方面へ進んだ光風台住宅の奥にある「長法稲荷神社」は、倉稲魂神を祀っています。近年になって竹林や鳥居がきれいに整備されました。鬱蒼とした竹林の小丘を登っていくと、朱色の鳥居が列を連ねています。まるで、伏見稲荷大社の千本鳥居の小型版に紅葉が覆いかぶさった姿が印象的です。まだ青々していましたが、色づいたらほんとに綺麗だろうなと想像を掻き立てられます。こちらはまだほとんど知られていません。
西山公園の傍らにある「長法寺」は、平安期に、三井寺の智證大師の弟子・千観上人が十一面観世音菩薩を祀ったのが始まりと言われています。 参道となる少し急な階段の両側にもみじが風情を醸し出します。ほんのちょっぴり色好き始めていました。境内でも紅葉を愛でることができます。こちらもまだシーズンに人が少なめです!
もはや名所の3選は、まず「長岡天満宮」です。菅原道真公が在原業平と詩歌管弦を楽しんだとされる歴史ロマンあふれる神社の境内にたくさんの紅葉が植えられています。錦水亭の池の前や近年整備された錦景苑で紅葉が青紅葉から少し色濃くなってきました。徐々に変化が見えます。
かつて源義経の先方として活躍した坂東武者の熊谷直実が、まだ少年の平敦盛を切ったことを悔いて出家し、法力房蓮生となって建立したという「光明寺」。見どころはなんといっても、総門から表参道「女人坂」のなだらかな石段を登って、御影堂へと続く一面のもみじのアーチです。わずかに色好き始めていました。
紅葉の隠れた名所でもあり、最近、インスタ映えのする花手水発祥の寺として人気急上昇中の「柳谷観音楊谷寺」。眼病平癒の祈願所として、平安時代より天皇家公家を初めとする眼病に悩む人々に信仰されてきました。
いずれもまだこれからですが、11月中旬から12月初めが見ごろだと思われます。ぜひ足をお運びください。
「子守勝手神社」長岡京市粟生清水谷27
「長法稲荷神社」長岡京市長法寺濁り池谷
「長法寺」 長岡京市 長法寺 谷田16 075-951-9075