【京都府長岡京市】元一流ホテルのシェフパティシエが創り出す石窯焼きクロワッサンやサンドイッチが絶品!
筆者がこのクロワッサンと出会ったのは。数か月前の向日市でのイベントでした。キッチンカーで販売されていましたが、固すぎず柔らかすぎず、そして甘すぎず、ほんとに絶妙の食感と味わいで、めちゃめちゃ美味かったです。もう一度食べたいと2022年11月2日に「クロワッサンとサンドイッチ New Bird(ニューバード)」を訪れました。
最寄りの駅も遠く、バスも通っていない井ノ内地区の閑静な住宅街に、まるで神戸の異人街にあるようなお洒落な店構えが目を引きます。それもその筈、こちらのお店は、お洒落な大型木造建築で知られる株式会社LIVグループが運営元となります。
店内に入ると香ばしい香りとともに、大きめクロワッサンのプレーンや抹茶、ラズベリー、チョコとライナップも豊富な商品がずらりと居並びます。さらにショーケースには、旬のいちじくやシャインマスカット、かぼちゃ、などを挟み込んだフルーツサンドがズラリ。
タマゴサンド、野菜サンド、自家製ローストビーフサンド、自家製鶏ハムとバジルのサンドなど約10種類のサンドは、地元産の野菜・食材をふんだんに使い、中の素材に合わせてプレーンの食パン以外にゴマ食パンや胚芽食パンも使用しています。
シェフパティシエが「まず食べてほしい」というクロワッサンのプレーンとサンシャインマスカットサンドをイートインで試食。パイのようなザクっとした食感からしっとり感へ、予想通り裏切らない味でした。
シェフパティシエの山添 秀樹さんにお話を伺いました。山添シェフは、ヒルトン大阪や神戸北野倶楽部など数々のホテルや有名店でシェフパティシエや店舗経営を経験してきた実力派。そしてなんと、ボクシングアマチュア京都国体バンダム級代表に加えてプロボクサーのトレーナーライセンス保持など多彩なキャリアを持っています。
「北海道産の発酵バターを使用したバターの香り豊かなプレミアムクロワッサン。専用の石窯で焼き上げることにより外はカリッと、中はしっとりとふんわりとした食感が特徴で、店内の工房で一つずつ丁寧に手作りしています。素材は、低農薬野菜、厳選してブレンドした国内外の小麦粉などこだわり抜いています」とのことでした。
1977年創業のバードからエスブレッドへと続いた街のパン屋さんを2年前コロナ禍の真っただ中に新しい時代に対応するためリニューアル。縁あって「地元で花を咲かせたい」と戻って来た山添シェフパティシエの下、現在の形にしたところ、クロワッサンが大ヒット商品となりました。
山添シェフは、「今では、名古屋や和歌山など、わざわざ遠方から訪ねてくる人もいます。今後はさらにパティシエらしい、ストーリー性を持った季節限定のワクワクするようなスイーツ系のクロワッサンの開発をしたい」と意欲満々で語ってくださいました。
「クロワッサンとサンドイッチ New Bird(ニューバード)」(外部リンク) 長岡京市井ノ内下印田7-7