日光市 金谷ホテルゆかりの名庭園「松屋敷」2023年公開日決定!
世界遺産・日光の社寺にほど近い高台に立つ「松屋敷」は、金谷ホテルを創業した金谷家ゆかりのお屋敷。四季折々の風情を楽しめる池泉庭園と、屋敷の名の由来となったアカマツ林は、ぜひおすすめしたい日光の散策スポットです。松屋敷は個人の所有ながら、特定日に限定公開されており、2023年の公開日も決定いたしました。忙しさやストレスで疲れた心と体のリフレッシュに、ぜひおすすめしたい散策スポットです。
金谷ホテル所縁の「松屋敷」
「松屋敷」は、世界遺産・日光の社寺にほど近い高台に立つ、金谷ホテルを創業した金谷家ゆかりのお屋敷。このお屋敷は、金谷ホテル二代目社長・金谷眞一が、病弱な次女・雪子の療養のために、実弟の山口正造(富士屋ホテル3代目社長)と共同で所有していたこの土地に、金谷ホテルの敷地内にあった家屋を移築したものです。
松屋敷は、絵のように美しい池泉庭園と、松屋敷と呼ばれる所以となった、150本を超す赤松が天に聳えるアカマツ林があります。
庭園では、梅、山桜、山つつじなど、四季折々の花々も楽しめます。
5月下旬には可愛らしいクリンソウも楽しめるはず!
緑を映す美しい池は、日光赤沢川の水を水路で引き入れて造っており、その清流が流れ込む、小さな滝も風情豊か。
庭園内には、小さなお社、阿弥陀如来や狛犬さん、石灯篭などあり、フォトスポットも満載です。
赤松林の東側には、自家水力発電施設の跡も。この発電機は、ドイツのシーメンス社製で、明治時代後半から昭和20年代まで、金谷ホテルに電気を供給するために使われていたそうです。まだ電気が引かれていなかった時代、金谷ホテルではこの場所が高台にあるのを利用して、赤沢川から取った水を崖の下へ落として発電していたのですね。
小鳥のさえずりを聞きながら、木漏れ日と吹き抜ける風を体に浴びてアカマツ林を散策していると、雪子を元気にしていった、この地の、そして木々のパワーを感じます。
ぜひ、赤松の下に立ち、見上げてみてください。
そして、赤松の幹に触れてみてください。
赤松が、天からの木漏れ日が、あなたを抱き、いのちのエネルギーを注いでくれるでしょう。
2023年「松屋敷」の公開日
2023年、松屋敷の公開日は以下の通りです。
公開日
4月~11月の第4土曜日と翌日曜日
その他4月末からの大型連休及び紅葉の見頃の11月は日程を拡大して公開致します。
開園時間
午前10時~午後4時(最終入園 午後3時半)
気象状況及び諸事情により日程や時間は変更になる場合があります。
入園料
大人:¥500(団体20人以上:¥400)
小学生:¥250(団体20人以上:¥200)
2023年の公開日と見どころ
4月 22(土) 23(日) 29(昭和の日) 30(日)水仙 ツツジ
5月 3(憲法記念日) 4(みどりの日) 5(こどもの日)ツツジ
27(土) 28(日)九輪草
6月 24(土) 25(日)新緑 春蝉
7月 22(土) 23(日)万緑の松屋敷!木陰の涼風
8月 松屋敷の夏 特別展 7(月)~13(日)
26(土) 27(日)蝉の声 飛び交うトンボ
9月 23(秋分の日) 24(日)爽やかな初秋
10月 28(土) 29(日)そろそろ紅葉の始まり?
11月 3(文化の日) 4(土) 5(日) 8(水) 9(木) 11(土) 12(日) 15(水) 16(木) 18(土) 19(日) 22(水) 23(勤労感謝の日)最終日
その年によって見頃は変わりますが松屋敷の紅葉は月末まで様々な彩りが楽しめます。
「松屋敷」
所在地:栃木県日光市萩垣面〔はんがきめん〕2396-1
電話:0288-25-6066
※ 電話に出られない場合は、メッセージをお残しいただければ折り返しお返事いたします。
mail: info@matsuyashiki.com
アクセス:【タクシー】東武日光駅、JR日光駅から約5分〔萩垣面(はんがきめん)の「松屋敷」又は「梅屋敷旅館の奥」とご用命ください〕。【バス】中禅寺・湯元方面行き〔「神橋」停留所より徒歩約15分。【車】日光宇都宮道路・日光インターから約2.5km。
※カーナビをご利用の場合は、目的地を「ホテル高照」に設定してください。松屋敷」の住所、電話番号を入力しても「松屋敷」への正確な道順は示しません。いずれの場合も、梅屋敷旅館・ホテル高照を目指し、その入り口を入り直進約150m先突き当りです。
駐車場:若干数(4~5台)あり〔松屋敷入園中のみ利用可〕
隣接する梅屋敷旅館・ホテル高照の駐車場は利用できません