「黄色いブロッコリーを買う」←「それやめて!!」料理人からのお願い【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さんは「ブロッコリー」好きですか?ブロッコリーといえば、指定野菜の仲間入りしたことで話題になってますよね!
そもそも「指定野菜」ってなに?そんな方の為にざっくりと解説しましょう!
【指定野菜とは…】
全国的に流通し、特に消費量が多く、重要なものとして国が指定している野菜のことです。
そして、この指定野菜は現在15種類あります。
キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ばれいしょ(じゃがいも)、ピーマン、ほうれんそう、レタス、ブロッコリー
そんな、貴重な存在に仲間入りしたブロッコリーですが、皆さんは買うとき美味しい物/鮮度が良いものを選んでますか?
ズバリ…ブロッコリーは「蕾(つぼみ)の色」を見て判断する必要があります。今回は私(料理人)が美味しいブロッコリーの見分け方を3つ伝授したいと思います。ブロッコリーが好きな方はぜひ、最後までお付き合いくださると嬉しいです!
今回の目次
- つぼみの色
- 茎の断面
- 全体の形
- まとめ
つぼみの色
まずは、「つぼみの色」をチェックして下さい!
美味しくて鮮度が良いブロッコリーというのは…「濃い緑色」をしています。逆に鮮度が落ちたものは…「黄色っぽく」なります。
また、「紫色」の物も存在します。紫がかったブロッコリーは甘みが増すと言われています!出会えたらラッキーな存在です。ドラゴンクエストにおける『メタルスライム』のような存在です(笑)
茎の断面
続いては「茎の断面」です。
どういった茎を選べば良いのか?それは…黒ずんでなく、空洞がないものです。逆に茎に「す」が入っているものは鮮度が落ちている証拠になります。そして、できるだけ太い茎のものを買ってください!
茎はよく捨てられがちですが、実は葉よりも栄養豊富です。
葉と比べて、芯には「カルシウム」が2倍、「カリウム」が3倍含まれています。
さらに、「ナトリウム」「亜鉛」「銅」「食物繊維」など、これら全てが葉よりも芯の方が多く含まれています。
そう、皆さんが思っている以上に茎は凄いのですよ!
全体の形
最後の見るべきポイントは「形」です。
『形は気にしてなかった…』なんて方も多いのではないでしょうか?皆さんに買って頂きたい形は、つぼみが丸い物です。
上から見たときに小房の境目が分かりにくく、硬くギュッとしているものは、収穫時期がちょうど良い証拠です。
買うべきなのは…大きい物でなく、まとまっている物です。
まとめ
- つぼみは…「濃い緑色」か「紫色」のものを買う
- 茎は…黒ずんでなく、空洞がないものを買う
- 茎は葉よりも栄養が豊富
- つぼみが丸いものを買う
- 大きさより、まとまっているものを買う
【もっと学びたい人へ…】
『林檎の皮がベタつきの正体』を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さいね!