9月23､24日福岡に豪華アーティストとスーパーバンドが集結し、大村サウンドを響かせる

今年9月23日、24日、福岡・キャナルシティ劇場に、ばんばひろふみ、八神純子、渡辺美里、中川翔子、大澤誉志幸、川崎鷹也、槇原敬之、南佳孝という世代を超えたアーティストと、日本を代表するミュージシャンが集結。

「SACHIKO」(ばんばひろふみ)、「みずいろの雨」、「My Revolution」(渡辺美里)、「天使のウィンク」「セイシェルの夕陽」「SWEET MEMORIES」「櫻の園」(松田聖子)、「そして僕は途方に暮れる」(大沢誉志幸)、「モニカ」(吉川晃司)、「SOMEDAY」(佐野元春)、大江千里「Rain」、「スタンダード･ナンバー」(南佳孝)ほか、昭和、平成、そして令和と聴き継がれ、歌い継がれきた名曲の数々が、オリジナルアレンジで次々と演奏された。これらの曲は全て、福岡出身の早逝の名作編曲家･大村雅朗が手がけたものだ。大村が46歳で亡くなって今年で25年という節目に『大村雅朗 25th Memorial Super Live』が開催された。

音楽監督は佐橋佳幸(G）と亀田誠治(B）という日本を代表するミュージシャン／プロデューサーの二人が務め、山木秀夫(Dr）、今剛(G）、石川鉄男(Mp)、斎藤有太(Key)、山本拓夫(Sax)のスーパープレイヤーと、先述したアーティストが2日間に渡り“大村サウンド”を響かせ、名作編曲家を偲んだ。そして大村が兄のように慕い、数々の松田聖子作品を共に作り上げた作詞家･松本隆、いち早く大村の才能に気づき、木の実ナナや大澤誉志幸、吉川晃司等の作品を一緒にクリエイティブしたプロデューサーの木﨑賢治がトークゲストとして登場。新しい時代のスタイリッシュな音を作り続けた天才音楽家･大村雅朗の仕事ぶりや、その音楽が生まれた背景、知られざる素顔を紹介した。

「こんな素晴らしいライヴを、福岡だけで終わらせるのはもったいない」という声が、ライヴを観た関係者やファンの間から続出

最高の音楽に酔い、笑いと涙に包まれたこのライヴは、一日目が終わった直後から「こんな素晴らしいライヴを、福岡だけで終わらせるのはもったいない」という声が、ライヴを観た関係者やファンの間で飛び交っていた。そんな声に応え、11月25日にmusic&theater I'M A SHOW TOKYO,YURAKUCHOで、「大村雅朗 25th Memorial super Live アフタートークイベント&上映会」と題して、ライヴ映像の上映会と佐橋、亀田、木﨑のトークショーが開催され、多くのファンが集まった。

2023年2月10日大阪フェスティバルホールで『大村雅朗 25th Memorial Super Live 〜tribute to Masaaki Omura〜』開催

そしてそのステージ上から、2023年2月10日(金)に大阪フェスティバルホールで『大村雅朗 25th Memorial Super Live 〜tribute to Masaaki Omura〜』が開催されることが発表された。大澤誉志幸、ばんばひろふみ、槇原敬之、南佳孝、八神純子、渡辺美里の6組が出演し、ゲストDJは砂原良徳、そして佐橋、亀田率いるスーパーバンドは、福岡の時のメンバーが全員揃う。今後、出演者の追加発表もありそうだ。

高い美意識の元、先見性とその優しい人間性が、音に表れていた大村サウンド。時代の音を創りながら“血が通った”そのメロディとサウンドは、 いつまでも瑞々しさを失わないエバーグリーンな音楽、いくつものスタンダードナンバーを残している。そんな名曲達がオリジナルアレンジで演奏される。大阪の名ホールの最高の音響の中で、6組のアーティストとスーパーバンドが一夜限りの熱いセッションを繰り広げ、大村サウンドを奏でる。大阪で、福岡の熱狂再び――。

FM COCOLOの『J-POP LEGEND FORUM 』(DJ 田家秀樹／毎週月曜 21:00-22:00) では、このライヴに先駆けて土屋信太郎（12/5）、石川鉄男（12/12）、佐橋佳幸＆亀田誠治(12/19）、木﨑賢治（12/26）という大村と縁の深いゲストを迎え、４週にわたって大村雅朗の楽の世界に迫る。

『大村雅朗 25th Memorial Super Live 〜tribute to Masaaki Omura〜』オフィシャルサイト