イオンがお惣菜を強化！　「まいにち、シェフ・クオリティ」をコンセプトに、6月から新しい惣菜を販売しています。

「イオン 惣菜戦略発表会」にお邪魔し、商品開発の裏話を伺いました。

■新惣菜は、シェフクオリティ

この日紹介された惣菜は10品。中でもリゾットやドリア、ココナッツカレーなどのお米系の惣菜が目立ちました。

食のプロチームによる商品開発と調理手法により、本格レストランの味を再現しています。しかし価格は500円前後とリーズナブル。

■冷めても美味しいスープごはん

「海老トマトクリームスープごはん　ーリゾット仕立てー」（429円・税込）は、アメリケーヌソースを贅沢に使ったソースです。

アメリケーヌソースとはエビの殻を炒め香味野菜などと煮て作るソースなのだそう。

甲殻類、チーズ、乳の旨みを絶妙なバランスで仕上げています。レンジでチンして、10回混ぜると完成。

試食をしたところ、おいしい！

エビとチーズのコクがごはんに混ざっておいしいです。トマトがさわやかなので、くどくないのも好き。これで400円台は安いと感じました。

シェフであり開発を担当した西尾さんのお話によれば「本格的なクオリティでありながらも、商品名はお客さんにとってわかりやすく、伝わりやすいものを選んだ」そうです。

海老のアメリケーヌソースにこだわったものの、商品名には使いませんでした。「海老トマトクリームスープごはん」というシンプルなネーミングに。

また味は温かい状態だけでなく、冷めた状態の味も、念入りにチェックしたそうです。

■温めずに食べても美味しいハンバーグ

「濃厚ホワイトソースを味わう！ ハンバーグドリア」（494円・税込）もシェフクオリティの味わいです。

お肉に箸を入れると肉汁があふれてきました。

こちらは自社製のホワイトソースとデミグラスソースを使用し、さらに牛肉と豚肉をこだわりの比率で配合して、旨味と肉汁を閉じ込める工夫をしているそうです。

こちらも、お客さんが温めることが出来ないシチュエーションも想定して、冷めた状態でも美味しいかどうかをしっかり確認したのだそう。

「冷めたら美味しくないのは仕方がないよね」ではなく、どこまでもお客さんのことを考えて美味しさを追求していく姿勢が素敵なだと感じました。

イオンのお惣菜はどれも美味しいですが、今回発表された新商品からは、いままでよりもさらに一歩踏み込んで「お客さまのこと」を考えている姿勢が伝わってきました。

温かい状態ではもちろん、冷めても美味しいイオンの新商品。ぜひ、チェックしてみて下さいね！