【富士宮市】春を食べよう♪今土手で摘める野草 “つくし”と“のびる”で今夜の一品を作ってみました!
自然が多い富士宮市。暖かくなり、田畑の間や土手には沢山の野草が芽吹いてきましたね。
“つくし”と“のびる”を摘んで食べることが、引っ越しをして来てから、私の春の恒例行事のひとつになっています。
今年も、芝川沿いの土手辺りにバケツとスコップを持って野草狩りに来ました。
4月2日には『たけのこまつり』が開催される内房地区。稲瀬川沿いに咲く桜並木は毎年多くの方々の目を楽しませてくれます。
また土曜日には地元の方々が土曜市を開催するなど、活気あふれる地域です。
土手を歩き始めると、“つくし”がたくさん生えて来ていました。ネギに似た“のびる”も他の野草と同じように元気良く茂っています。
“つくし”は出ている部分を折っていくだけなので収穫は楽ちんですが、“のびる”は土に埋まっている玉状になった根がおいしいので、根の部分まで取りたいものです。
土手は土が固いので、葉を引っ張るとちぎれてしまいます。
スコップで根の部分をちょっと浮かして収穫すると、ちぎれずに収穫しやすいです。(歩く人が躓かないように掘り起こした部分の土は元に戻してくださいね)
1時間くらいで、“つくし”と“のびる”がこれだけ収穫できました。
のびるは水仙の球根に似ていて、間違えて食べてしまうと危険なので取り間違いに注意してください。
沢山あるように見えますが、綺麗に土を落として食べれる部分だけにすると少なくなってしまいます。
一度食べる量だとこれくらいがちょうどいい量だと思います。
“つくし”は、頭とはかまを落とします。アクで指が茶色くなってしまうので、気になる方はゴム手袋などをしてから作業するのをおすすめします。
“のびる”は土を落として、根っこの部分と枯れた葉を落とします。
ここまで済んだら完成したも同然(笑)
調理の仕方は、両方とも至って簡単です。
”つくし”は、30秒ほど茹でてから、アクを抜くため一晩冷水に付けます。(2、3度冷水は変えます)アクが取れたら、軽く絞り、醤油、みりん、酒、砂糖で煮れば佃煮ができます。
ご飯のおかずにしてもおいしいです。
“のびる”はさっと湯に通して、塩こぶ、好みで人参と混ぜ合わせれば完成。
酒のつまみにもなりますよ。
これだけで、春の味覚を感じられるおかずが2品できました!
自然豊かな富士宮市では、あちこちで収穫できます。
今しか食べられない野草。今晩のおかずをハンティングしに、近所を散策してみてはいかがですか?
今回収穫した場所:内房地区芝川の河川敷