【葛飾区】彼岸花に染まる散歩道!水元さくら堤に、近所の人々が丹精込めて植えた赤い花々
水元公園の西側の外縁を走る「水元さくら堤」は、地域住民の憩いの場。
春には桜が見事な堤は、いま彼岸花の紅色の列が伸びており、すっかり秋の景色です!
赤い彼岸花で染まっているのは、水元公園循環バス ファミリーシャトルの停留所「ポプラ並木」の周辺の堤。遊歩道を進むと、桜の木の緑に彼岸花の鮮やかな色が映えており、松明が灯る道を歩いているかのようです。
実はこの堤の彼岸花は、水元公園の近所に住む方々が、ボランティアで植えているものです。遊歩道沿いだけでなく、車道側にもまっすぐに彼岸花が植えられています。
こちらの撮影中に、ボランティアの女性にお話を伺うことができました。車道側に彼岸花を植えこむ時は、走行中の車への注意が必要な、たいへんな作業になるそう。
地域の方々の細やかなお世話によって、この美しい景観が作られています。
ボランティアの方は「この景色の写真を撮ってくれるのは嬉しい」「でも時々、彼岸花を切って持っていってしまう人がいるのが悲しい」とも語ってくれました。
確かに、彼岸花の根元をよく見ると、何本も切り取られた跡が!
なんとも切ないです…
地域の方々が丹精こめて作った彼岸花の景色を大事に楽しんでいきたいな、と思いました。
「とっていいのは写真だけ」を心に留めつつ、散策に出かけてみてくださいね。
【基本情報】
所在地: 都立水元公園「水元さくら堤」
アクセス: 金町駅から「水元公園循環バス ファミリーシャトル」で「ポプラ並木」下車(土・日・祝のみ運行/運行期間3月1日~11月30日)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html