あなたのパッティングストロークを変える魔法の握り方!!
こんにちは、Lukeです。
今回はパッティングストロークを劇的に改善できる方法を紹介します。
自分の持っているクセと素直に向き合うことで、まるで別人のようなスムーズなストロークに変身することができる、新発想のパターグリップの握り方です。
自分の特徴を生かせば、全てが簡単になる!
皆さん、パッティングをする時に、グリップはどのように握っていますか?
両手の手のひらの面をスクエアに合わせるように握って、目標に向けてスクエアを保ったままストロークする、こんなイメージが一般的ですね。
ところがこのスクエアの考え方こそが、皆さんのパッティングを苦しめていたのかもしれないのです。
その理由は、皆さんには各自が持っているクセがあり、そのクセによって、たとえ見た目がスクエアになっていたとしても、本人の感覚はスクエアではないので、パッティングストロークの時に自分の中で混乱が起きてしまうからです。
そこでその事象を逆手にとって、その自分のクセを生かす方法を考えました。
このように説明すると、なにやら難解に思われるかもしれませんが、実はとてもシンプルな方式なので、これからの説明を柔軟な思考で試してみて下さい。
自分の感覚に合わせたスクエアな握り方を見つけ出す方法!
ここからは、自分のクセを生かして、本当のスクエアを見つけ出す方法を説明します。
■第1ステップ
まずは左手だけでパターグリップを握ってください。
手のひらの面がスクエアになる一般的な握り方で、左手だけでパッティングをしてみましょう。
カップに対して真っすぐにストロークができて、ボールはイメージ通りに転がりましたか?
ここで注意してほしいのは、「手元が先行して、パターヘッドが遅れてしまう」という現象が起きやすいことです。
そんな症状がある場合は、しっかりと改善しましょう。
次に握り方をウィーク気味に変えて、同じようにパッティングしてください。
そして最後にフック気味に握って、同じようにパッティング。
さてこの3種類の握り方でストロークしてみて、どの握り方が一番スムーズに、そしてイメージ通りにストロークできましたか?
どの握り方がよいのかは、各自それぞれで違いがあります。
この3種類の中で、どれが自分に合う握り方なのかが分かったら、ウィーク気味かフック気味か、握る角度をもう少し微妙に変えてみて、よりベストな握り方を見つけ出してください。
これで左手の、自分の感覚に合わせた本当のスクエアが見つかりました。
■第2ステップ
右手も同じ手順で、一番スムーズにストロークできる握り方の角度を見つけ出してください。
その結果として、たとえば左手がフック気味、右手がウィーク気味、という具合に左右で違っていてもOKです。
それが皆さんにとっての、クセと正しく向き合う手段だからです。
あくまでも目的は、自分の持っているクセを生かしなから、見た目のスクエアではなく、感覚的にスクエアになる握り方の角度を見つけ出す、ということ。
まるで魔法にかかったかのように、劇的にフィーリングが変わる!
■第3ステップ
それでは最後のステップです。
これまでの第1、第2ステップで見つけ出した左右それぞれのベストな握り方をベースに、今度はそのまま両手を合体させて、パッティングしてみてください。
その際に左右の位置関係は、順手でもクロスハンドでもかまいません。
今までの感覚とはまったく違い、不思議なくらいに両手が自分のイメージ通りに動きませんか?
多くの友人、知人にこの方法を試してもらったところ、誰もが「うわっ!」と声をあげてビックリしたり、僕に向かって満面の笑顔を見せてくれました。
それは、たとえシングルプレーヤーでも同じ反応だったのです。
今までとはわずかな違いでしかないのに、劇的にパッティングストロークのフィーリングが改善されるという、不思議な感覚。
自分のクセと仲良くすることが、パッティングストローク改善の近道!
人間とは誰もが生まれながらに、手のひらや肘の向きには微妙な違いがあり、さらに長年の日常の生活の中でクセとしてその違いが大きくなっていきます。
たとえば一日中パソコン作業をしている人は、手のひらの向きが肘の向きよりも無意識に内側を向きやすくなりますね。
その他でも、各自の生活の中にはパターン化される動きが多くあるので、どうしても身体のズレが各所に起きています。
それゆえに一般的なゴルファーは、ただ手のひらの向きを見た目のスクエアに合わせたとしても、潜在的な感覚としてはスクエアではなかったのです。
そのような各自が持っているクセを無視してしまうと、パッティングのような繊細で小さい動きの時にこそ、自分の感覚の中に葛藤が生まれて、パッティングストロークが乱れてしまうことになります。
たとえばプロゴルファーは、子供の頃からゴルフ一筋が日常なので、それこそゴルフ専用のクセが身体に染みついています。
ところが30歳や40歳でゴルフを始める一般的なゴルファーは、それまでの生活の中で様々なクセがしみついているので、そこから懸命にパッティングの練習を積んだとしても、自分の意に反してそのクセが顔を出してくるわけです。
それならば考え方を変えて、無理やりクセを抑え込むのではなく、逆にそのクセをうまく利用するように対処すれば、少ない練習量でも自分の感覚通りにストロークできるようになっていくはずです。
皆さんもこの異次元のフィーリングを体感してみてください。
もちろん握り方の形は、例えば人差し指を伸ばすとか、自分なりの形でも大丈夫ですよ。
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