海外旅行のフライト遅延トラブル〜そのおかげで倍以上楽しめた話
みなさん、こんちは。旅好きナースのyukaです。今回はフライトの遅延トラブルについてお話ししたいと思います。フライトの遅延、これは海外だとよくあることですが、私は過去に5回ほど経験があります。その中の2回のエピソードについてお話します。
フライト遅延①飛行機に置いて行かれた
<マレーシアのクアラルンプール3泊5日一人旅にて>
セントレア空港からベトナムのホーチミン経由でマレーシアのクアラルンプールに向かう行きのフライトでした。
航空会社はベトナム航空。よく遅延すると噂には聞いていましたが、見事に遅延。セントレア→ホーチミン間、ホーチミン→クアラルンプール間は2回とも同じベトナム航空。最初のフライトが1時間半〜2時間遅れて出発。
その1本目の飛行機がホーチミンに到着するまで待っていてくれると勝手に思い込んで、呑気に機内で過ごしていたら、私がホーチミンに到着した頃、なんとスーツケースだけ乗せて2本目の飛行機がすでに離陸していました。
『そんな...。嘘でしょ!?』となりましたが、ラッキーなことに約30分後に出発するマレーシア航空に空席があるとのことで運良く乗せてもらうことができました。(最初は明日しか代替便がないと言われ、ホーチミンで1泊するのを余儀なくされるところでした。)ちなみに追加料金はかからなかったです。
フライトまで時間がなかったので、出発ゲートに向かう際、通常のルートではなくスタッフ専用のルートを通らせてもらいました。なかなかできない経験なのでちょっとワクワク。バックヤードはこんなふうになっているんだと思っていたら、あっという間に出発ゲートへ。機内食は出ないから代わりにこれ持って行って!と職員が使用する食堂を通り、お水のペットボトルと軽食を渡されましたが、乗っていたらなぜか機内食が出てきたので、ちゃっかりいただきました。
1時間半遅れでその日のうちに無事にクアラルンプールに到着できました。先に行ってしまった荷物がちゃんとあるか心配でしたが、空港の隅にポツンと置いてあり、無事に受け取ることができました。
余談ですが、同じ目に遭った日本人が数名いたので、勝手に仲間意識が芽生えていました。同じ境遇に遭うと親近感沸きますよね。話は弾み、私と同じく一人旅に来ていた子と翌日一緒に観光したり、ご飯に行ったり。また帰りのフライトでは他の方とたまたま座席が隣だったので、おしゃべりしながらの帰国。結果的に旅のトラブルがあったからこそ、できたご縁なのでそれはそれで良き思い出です。
フライト遅延②台風で日本に帰国できない
<アメリカのロサンゼルス&ソルトレイク6泊8日女子4人旅>
タイミング悪くもアメリカから帰国する日、日本には台風が到来。
ホテルでオンラインチェックインすると、エラー。ひとまず予定通り、早朝空港に向かうと成田空港に上陸できないとのことで、フライトはやはりキャンセルになっていました。代替便に振替えようとするも、提示されたのはまさかの3日後のフライト(泣)
ロサンゼルス→ソルトレイクの順で移動していて、ソルトレイクでは正直そんなに長期間いてもやることがなかったので、なんとか他のフライトがないか根気よく粘ることにしました。そして旅行翌日から仕事だったので、一体休みを何日延長しなければいけないのかと焦りの気持ちもありました。
30分ほど経ったところで、たまたま日本人スタッフを発見。そのスタッフに交渉したところ、新たに2つのフライトパターンを提示してくれました。
1つ目は当日のフライトでシアトルに1泊、そしてホノルルへ移動してホノルル1泊してから関空着のパターン。2つ目は当日のフライトでホノルル2泊してから関空着のパターン。
どっちにしようか迷いましたが、2つ目のホノルル2泊パターンで即決。シアトルは行ったことがない都市だったので正直行ってみたい気持ちもありましたが、毎日移動するのは移動時間がもったいないと思い却下。ホノルルは過去にホノルルマラソンに参加するために行った経験があります。ホノルルはロサンゼルスの気候とあまり大差なかったので、持ってきていた夏服を使えたのが好都合でした。
結果的にホノルルたっぷり丸2日間観光してから帰国の途につきました。
仕事も急遽さらに3日間延長して休まなければならなかったので、本当ならやばい状況ですが、旅好きの私としてはまさかのホノルルに寄れてラッキー!っていう気持ちの方が上回っていました。もちろん職場の方には迷惑をかけたので大きな声では言えませんが...(笑)
この2つのフライト遅延は今も忘れられないとっても良き思い出です。
みなさんいかがだったでしょうか?
フライトの遅延も全部が全部悪いものではないと気づいた経験でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。また次の記事で会いましょう。