自分軸で生きる女性の特徴は?軸を保つための感情と女性ホルモンの変動に注意!
こんにちは、精神科医しょうです。
私は普段、精神科での外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーさんに対しHSP気質に関する発信、書籍の出版を行っています。インスタにも遊びにきてね(外部リンク)
自分軸を持った生き方ができている人とは、常に「自分がどうしたいのか?」ということを念頭に行動できている人を示します。
自分の気持ちを大切にしているので、他人の意見や価値観に振り回されることが少なくなり、幸福度が上がります。
特に女性の場合は、結婚や出産、育児、仕事、対人関係、健康…など身体的にも心理的にも刺激を受けやすく、ストレスを感じる機会が多くあります。
そのようなストレス過多の中で、いかに自分軸を保てるか!?が人生の幸福度を高めるポイントになると言っても過言ではないかと思います。
では、自分軸を持って生きている女性はどうやって自身の感情と向き合い、どのような価値観で人生を歩んでいるのでしょうか?
今回は「自分軸を持つ女性」にスポットを当てたいと思います。
自分軸で生きる女性の特徴は?
まず、自分軸を持つ女性の特徴について考えてみたいと思います。
もしかしたら、あなたの周りにも該当するような女性がいるかもしれません。
ぜひ、あなたの周りにいる女性を思い浮かべながら読み進めてくださいね!
・自分の意見や考えを相手に伝えている
何か新しいことを始める時や、周囲から意見を求められた時に、はっきりと自分の意見を伝えることができています。
しかし、押しつけがましさはなく、あくまで提案として積極的に考えを述べるため、周囲からの好感度も高い傾向があります。
そして何よりも、物事が良い方向へ進むにはどうすれば良いのか?を常に念頭に置いて行動するため、人から頼られる存在でもあります。
・他人を一方的に評価しない
周囲の評判や学歴、所有物、ステータスなどだけで、他人の人格を決めつけることはしません。
勝手な決めつけではなく、直接交流してみて、自分に合う人かどうかを判断し、人を選ぶようにしています。
・失敗やミスをすぐに認めて打開策を考える
自分軸を持った女性は、失敗したら必ず謝罪し落ち度が自分にあったことを認めます。
その上で、ミスが起こらないための対処法や信頼を勝ち取るための打開策を、まずは自分で考え、方向性が合っているかを周囲に相談します。
・可能な限り感情をコントロールしている
周囲に当たったり、人のあら捜しをしたりする人の多くは、常に自分に自信がなく、不安や怒りなどのネガティブな感情に支配されてしまっています。
そして感情は伝染し、周りの空気を悪いものへと変え、やる気や活力を阻害します。
自分軸を持つ女性は、自身の感情がどれほど周囲に影響を与えるかを理解した上で、責任のある行動を取るようにしています。
・双方の気持ちを大切にできる
自分の気持ちも他人の気持ちも大切にすることができています。
自分と考えが違ったとしても、否定せず寄り添い、次の機会へつなげるなど、ポジティブにとらえることができます。
上記にあげたような、素敵だなと思える女性がいたら、ぜひ積極的に話し掛けたり交流したりしてみましょう。
和が広まり、人生が大きく良い方向に進むかもしれません。
本当の感情と向き合うには?
自分軸で生きているつもりでも「本当にそれで良かったのか?」「自分の感情で選択できなかったような気がする…」など、モヤモヤしてしまうことはありますよね。
自分の感情もその時々で変化するため、今はポジティブな考え方ができていたとしても、明日はネガティブな感情に支配されている…ということもしばしば起こり得ます。
では、後悔が残らないように自分と向き合うにはどうすれば良いのでしょうか?
いくつか方法をあげてみたいと思います。
・悲観的な人とは一緒にいないようにする
周囲にあなたの気持ちに水を差すような人はいませんか?
その人は友人だったり、同僚だったり家族だったりという場合もあり得ます。
「頑張ったって無駄!」「またそんな夢みたいなことを言って」「そんなことできるワケがないじゃない」など、心無い言葉を容赦なく投げかけてきます。
一方の当人は「あなたにもっと現実を見てほしい」「あなたが失敗するところを見たくないから」「将来の幸せを願って忠告しているのだ」などと言ったりします。
しかし、この手の人と一緒にいる時間は、なるべく減らす方が賢明でしょう。
なぜなら、ネガティブなことにしか目がいかない人と一緒に居ても、成長する機会をことごとく奪われてしまうからです。
新しいことにチャレンジするモチベーションが奪われると、自分軸も大きく揺らいでしまいます。
・自己肯定感が高まる方法を考える
自己肯定感を高めることは自分軸を保つ上で大切な要素の一つです。
たとえば、やりたいことにチャレンジしてみたり、小さな成功体験を積み重ねてみたり、掃除や料理をして達成感を得てみたり、気分が落ち込んでいる時には尊敬する偉人の名言を調べてみることもオススメです。
自己肯定感が高まると、ありのままの自分を受け入れやすくなり表情やしぐさ、声のトーンまで変わってきます。
・日記をつける
モヤモヤした気持ちを感じてしまう場合は、一度、過去の振り返りを行ってみるのも良いかもしれません。
自分が感じている不満や不安、怒りはどこからきているのか?本当に自分で決断した結果だったのか?を思い返すことで大きなヒントが得られるかもしれません。
・カウンセラーに相談してみる
相談内容を家族や友人に知られたくないという方は、カウンセラーに相談してみるのも一つの選択肢です。
プロのカウンセラーに相談することで、心の整理ができ自分の方向性が見えてくるかもしれません。
女性ホルモンに要注意!
感情や自律神経が乱れる大きな原因の一つに、女性ホルモンの変動があります。
女性ホルモンは月経、妊娠、出産、更年期と環境や年齢によって絶えず変動を続けます。
特に身近なものが「月経前症候群」です。
月経前症候群は生理が始まる3日~10日位前から始まり、さまざまな心身不調を引き起こします。
【月経前症候群の精神的な症状】
- イラつき
- 抑うつや不安、憂鬱
- 落ち込み
- 混乱
- ひどい時は希死念慮
【月経前症候群の身体的な症状】
- 不眠、もしくは過眠
- 乳房の張りや痛み
- 頭痛
- 腹部の痛み、不快感
- 手足のむくみ
症状には個人差がありますが、一般的に妊娠や出産経験がある女性の方がイライラしたり、怒りっぽく攻撃的になったりするなどの症状が表れやすいと言われています。
仕事面ではミスが増えたり、頭がぼんやりしてしまったり、集中力が続かなかったりなどで支障をきたしてしまうこともあるため、注意が必要です。
特に理由がないにもかかわらず、憂鬱になったり、自分を責めてしまったりした場合は、ホルモンの影響を受けているせいかもしれません。
自分の体や心に起きるネガティブな症状は、自分の気質が原因だと判断しがちですが、自分ではどうすることもできないホルモンバランスによって、引き起こされている場合もあります。
そのような時には、仕方がないと割り切り、ゆっくりと体を休め日頃から頑張っている自分を労わるようにしましょう。
また、症状がひどく、生活に支障をきたす場合は一度、婦人科を受診するようにしてくださいね。
まとめ
今回は、自分軸を持つ女性の特徴と、女性が自分軸を保つための方法について考えてみました。
あなたの周りにも、参考になる女性がいるかもしれません。
もし見つけたら、その人はどのような価値観で人生を歩んでいるのか、考えを共有してみましょう。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?
「他人の顔色ばかりみてクタクタ」
「自分の意思で生きられない」
「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」
そんなあなたはこちらの記事を読んでみてくださいね。
あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを願っています♪