はらぺこライターの旅人間です。今回は和歌山県紀の川市から食レポです。

和歌山市内から奈良、京都へとつなぐ国道24号を車で走るとローカルな雰囲気が旅情を誘う。急ぐ時は無料の「京奈和自動車道」を使うと便利だが、ランチ時は国道沿いを走ってみると良いだろう。

カフェ&レスト サンスイ

車を走らせていると「豪華庭園カフェ＆レスト」という怪しい看板が目に入った。いかにもローカルチックで昭和の名残を残している。その看板の先には白い洋館のような大きな喫茶店がドーンと店を構えている。

ここは1979年（昭和54年）創業の老舗喫茶店「カフェ&レスト サンスイ」だ。店内に入ると、そこには大パノラマな庭園が広がっている。

ここは本当に喫茶店なのだろうか？ホテルのロビーのような雰囲気である。写真を撮りたかったが満席状態だったので、今回は最小限に控えることにした。

店内にはシャンデリア、座席はフカフカなソファー席だ。

そして一人で来店しても、大きなテーブルの席に案内してくれる気前の良さ。お店の方に話を伺うと、ほぼ全てが創業当時のままなんだとか。

さて、そんな昭和レトロな喫茶店で注文したのは「日替わりランチ」だ。席に座るとスグに店員さんが「今日の日替わりはトンカツね」と…。

まだメニューも見ていなかったが「おすすめですか？」と聞けば、間髪入れず「もちろん」と返って来た。「じゃ～それで！」と。

店員さんが行った後…おいおい、値段はいくらだ？とメニュー表を見直すと1,050円だった。ちなみに日替わりランチは11時～14時まで。

これがボリューム満点で家庭的な定食だった。

トンカツはデミソースで、ポテトサラダも良い味わいで、サラダにソースが流れると、それもまた旨い。

カツも肉厚で柔らかい。このお値段で、この内容なら間違いない！お得だ。

この昭和レトロな雰囲気の中で、ゆっくり座ってご飯を食べられるのも魅力的。

メニューをパラパラとめくって見れば、メニューの数は豊富で、中にはホットケーキなどもあった。しかも小倉、フルーツ、栗ぜんざいなど種類も選べる。この雰囲気の中で食べると絶対うまいぞ！次にまた来る時が楽しみだ。

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