【秋田県大仙市】剣道の街で誕生した最中
秋田県大仙市の和菓子屋さん「おおくぼ」の、『角間川銘菓 剣道の街(小豆)』を購入してきました。商品名が"剣道の街"なので、中身が何なのか、開封するまで分かりませんでした。開けてみると…なんと最中でした。しかも、頭部と喉を保護する面(剣道防具)の最中!開けた瞬間、「面が出てきた!」と驚く筆者なのでした。ところでなぜ、剣道なのでしょうか?
なぜ剣道の面?
おおくぼが店を構えるのは、大仙市角間川。母校である角間川小学校は、明治25年から剣道の指導が始まったとされています。昭和初期の頃は剣道の大会で14年連続で全県制覇をしたり、数々の全国大会にも出場し優勝するなど、輝かしい剣道の時代がありました。今でも伝統的に残る休み時間の木刀振り運動は、昭和43年から続いています。角間川小学校の卒業生であれば、剣道部でなくとも多少の素振りはできるのが自慢です。そんな角間川に店を構える中で、何か町にちなんだお菓子ができないかと考えて作ったのが「最中剣道の街」です。近年のインターネットやSNSの普及によって写真や情報が瞬時に日本中、世界中に伝わるようになり、作り手側が思っていた以上に剣道の面の形の最中に興味を持っていただけたようです。(おおくぼHPより一部抜粋)
角間川銘菓 剣道の街(小豆)を食べてみた
たっぷりと詰まったあんは、しっとり甘さ控えで最中との相性がいいです。サクッとした最中と、しっとりとしたあんの食感が心地いい。剣道の面がとても印象的なので、部活で剣道をしているお子様や、剣道関連のお仕事をされている方へのプレゼントとしてぴったりかもしれません。
ちなみに、今回食べた"小豆"のほか、最中がブラックの"ごま"も販売しています。機会がありましたら、そちらもご紹介出来たらと思います。おおくぼさんではいろんな種類の生菓子、焼菓子を販売しているので、興味のある方はチェックしてください。『角間川銘菓 剣道の街(小豆)』、おいしかったです。ごちそうさまでした~。