こんにちは、Sariです！今回は石山寺でのイベント情報です。

石山寺といえば、来年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で源氏物語ゆかりの地として注目の場所。

その石山寺で、9月29日・30日に「秋月祭」が行われます。9月29日といえば今年は中秋の名月ですよね。

真言宗の大本山石山寺は、平安時代に紫式部が十五夜の月を眺めて源氏物語の構想を練った場所として有名です。

それにちなんで今年も本堂では、中秋にあたる9月29日に、10時から本堂にて紫式部法要が執り行われます。

本堂内陣には世界最古の紫式部の肖像画の複製が掛けられます。

同じ9月29日の18：30からは、「源氏供養」という能が奉納され、無料で鑑賞することができます。

他にも30日には滋賀県在住の講談師、旭堂南風さんによる「紫式部と月と源氏物語」という講談も行われます。

また、石山寺に古くからある月見亭から月を眺めるのも一興です。江戸時代の浮世絵師、歌川広重の「近江八景」の中で『石山秋月』として描かれてもいる、とても風情のある風景です。

今回のイベントでは、中秋の名月に合わせて、境内を竹灯籠でライトアップするということで、その風景も楽しみです。

季節ごとに様々な素晴らしい景色を見せる石山寺。中秋の名月に、石山寺で月を眺めながらさまざまな催しを楽しむのはいかがですか。

石山寺「秋月祭」の情報