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NCの3年目右腕が2試合連続無失点ピッチング/KT4年ぶりの8連敗<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2勝目を挙げたイ・ヨンジュン(写真:NCダイノス)

29日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が17時開始で行われた。

ハンファイーグルス-NCダイノス(ハンファ)はNCが3-2で勝利した。NCの先発イ・ヨンジュンは5回84球を投げて被安打1、無失点。直球との球速差がある120キロ台の縦のスライダーで凡打を誘い、奪った三振は一つだけだった。

イ・ヨンジュンはここまで5試合に登板し2勝目。規定投球回数にはわずかに足りないが防御率1.14を記録している。前回の登板、23日のロッテジャイアンツ戦でも無失点ピッチング。勝ち星はつかなかったが6回をノーヒットに抑えていた。イ・ヨンジュンはプロ3年目の20歳。

◇4月29日(土)の結果

・LG 3 - 6 KIA(チャムシル)

 勝:アンダーソン

 敗:カン ヒョジョン

・SSG 10 - 4 トゥサン(インチョン)

 勝:オ ウォンソク

 敗:チェ ウォンジュン

・KT 2 - 3 サムスン(スウォン)

 勝:ウォン テイン

 敗:ソン ドンヒョン

・ハンファ 2 - 3 NC(テジョン)

 勝:イ ヨンジュン

 敗:ナム ジミン

・ロッテ 中 止 キウム(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「コ・ヨンピョ好投もKT8連敗。」

KTウィズ-サムスンライオンズ(スウォン)はKTコ・ヨンピョ、サムスンがウォン・テインと両チーム共WBC代表投手が先発した。どちらも7回2失点でマウンド降り、2-2の同点で8回へ。試合は8回表、サムスンが1点を勝ち越して3-2で勝利した。サムスンは4連勝。KTはコ・ヨンピョの好投実らず4年ぶりの8連敗となった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

キウムヒーローズ戦は雨で中止となった。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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