5月29日東海地方梅雨入り 6月最初の週末は大雨か
今年も雨の季節がやってきました。5月29日に梅雨前線の雨雲がかかり、東海地方は平年より8日早く梅雨入りしました。5月中の梅雨入りは2013年以来です。
※2021年に速報で5月16日に梅雨入りしたとみられると発表がありましたが、その後見直され、6月の梅雨入りとなっています。
5月29日からの1週間は梅雨前線の影響を受けやすく、台風の影響も出てくるかもしれません。
台風2号の動きは
5月29日午後9時現在の台風2号の情報から見てみましょう。台風2号は大型で非常に強い勢力となっています。先島諸島の南500キロほどの所にあります。沖縄の一部は風速15メートル以上の強風域に入っています。
今後しばらく北へ、6月に入ると東寄りに進路を変えそうです。6月3日の予報円が沖縄付近と、沖縄は影響が長く続きそうです。
この後の動きはまだ定まっていませんが、本州付近に近づいてくる可能性はだんだん高くなってきました。特に近づくタイミングの予想が難しいです。足早にスーッと抜けていく可能性もあれば、土曜日以降も動きが遅い可能性もあります。今後も最新の情報を確認してください。
6月最初の週末の天気は台風次第
5月29日以降の気圧配置の傾向を簡単にまとめたのが下の図です。
5月29日は東日本から西日本に前線がのび東海地方はぐずついた天気でした。
5月30日からは次第に前線が南下、5月の終わりには前線は南に離れるので一旦雨が止む時間があるでしょう。
6月最初の週末の天気は台風次第です。本州の近くにやってくる可能性がだんだん高くなってきましたが、早ければ6月最初の週末に近くにやってきそうです。台風の北上とともに前線も北上するため、再び雨となるでしょう。しかも台風周辺の非常に湿った空気が前線に流れ込み前線に雨雲が発達、雨の量が多くなる可能性があります。
台風の動きがまだ定まっていないので大雨のタイミングが変わる可能性がありますが、6月最初の週末には大雨になるかもしれないと考えて対策を進めておいた方が安心です。