京都市東山区・6月2日までの期間限定! 歴史あるお寺の境内であのコーヒーが楽しめるんどすえ
こちらの記事は通常月水金アップしてるんですが、食堂&ラーメン&町中華といった定番ネタ以外のものが、最近チラホラありまして。なので、イレギュラー的に火木土あたりに上げてみようかなと。というわけで1回目は、京都の古刹でおいしいコーヒーがいただけるっちゅーネタでございます。期間限定なので、気になる人はお早めに。ではどうぞ。
こちら京都市東山区にあります古刹、建仁寺さん。創建は建仁2(1202)年、栄西禅師が建立した京都最初の禅寺なんですって。
建仁寺さんは境内が広く、入り口がいくつかあるんです。こちらは南側の勅使門。「閉まっとるやないかーい!」とおっしゃらず、落ち着いて門のすぐ脇をご覧ください。
ほれ。こんなふうにちゃんと入り口があるからご安心を。お伺いしたのは3月の末ごろでしたが、「大双龍図」公開中の案内板が設置されておりました。いつもあるような気もする……。
こちらは祇園の花見小路通から続く場所にある北門。今回はこちらから入ってみましたよ。突き当りから右手に進んで少し行ったあたりに……。
こんな看板が出ておりました。今回ブルーボトルコーヒーが出店しているのは、こちらの建仁寺塔頭西来院さんです(せいらいいん、さいらいいん、どちらの読み方でもいいみたい)。ほら、看板の下の部分、ブルーボトルさんのマークが見えるでしょ。で、その下の赤い矢印方向に目を向けてみると。
西来院さんの門が見えます。ほら! よりはっきりとブルーボトルのマークも!!
ずんずんと門に近づいてみますと、こんな感じ。歴史あるお寺にブルーボトルのトレードマーク。意外にもマッチしてると思いませんか? 私は思いました。んで、門を入って右手を見てみると……。
やだ! かわいい!! こちらがブルーボトル コーヒートラックです。お寺の中にUFOが降りてきたみたいな感じもありますが、いずれにせよ門前のブルーボトルのマークと同じく違和感なく溶け込んでる印象です。
メニューがこちら。ドリンク系とフードはグラノーラがあるようです。
トラックの横にはブルーボトルコーヒーのアイテムもディスプレイされてました。どれもシンプルでいい感じ。
ちなみにトラックが置かれているのは、こちらの庭園の一角。購入したコーヒーは西来院さんの敷地内でのみ飲食可能ですので、そこんとこよろしく。
建物の入り口はこちら。西来院さんは通常500円の拝観料が必要なのですが、コーヒートラックを利用すれば300円に割引されるサービスも実施されています。せっかくならゆっくり座っていただきたい、と建物内へゴー。
入ってみますと、こんなに素晴らしい空間が広がっておりました。これは300円以上の値打ちがありまっせ!
で、お庭をバックに1枚。左が抹茶ラテ928円、右がアメリカーノ621円です。資料によりますと、抹茶ラテは日本のブルーボトルコーヒー初でここのコーヒートラック限定での提供とのこと。祇園辻利とのコラボレート商品であることも見逃せまへんな。写真も撮ったし、このままここでゆっくりしよっかな、とも思ったのですが、1つ前の写真の奥の方にも行ける事に気が付きまして、ずずずいっと奥へ進んでみますと。
これまた素晴らしいお庭が! ちょいと調べてみますと、どうやら最初のお庭が前庭で「九華青蓮」といいまして、お庭に9つの阿波青石が配されているんですって。そんでこちらは方丈庭園「峨眉乗雲」。白い砂は雲海で、その隙間から峨眉山が見えているというところを表しているそうです。勉強になるわ〜。
そんでお庭の背中側にはこんな美しい屏風も飾られてましたよ。さらに!
天井には迫力満点の龍の姿も! 最初気がついてませんで、ふと顔を上げてびっくりした次第。こちらは中国人女性アーティスト陳漫氏の手による「白龍図」ですって。
さらにこんなポップな屏風も置かれているなど、見どころがたっぷりでございました。もう一度いいますが、絶対建物内に入った方がよろしおまっせ!
というわけで6月2日までの期間限定で楽しめる西来院さんのブルーボトルコーヒートラック、いかがでしたでしょうか。お伺いしたときもほかに何人かいらっしゃってましたが、建仁寺さんがインバウンドの方々で賑わっているのに比べると、静かめの印象でしたので、もしかしたらまだ穴場なのかも? しらんけど。とにかく、なかなかない機会だと思われますので、京都へ来られた際にはぜひぜひお立ち寄りください!
ブルーボトル コーヒートラック
住所/京都市東山区大和大路通四条下る小松町590 建仁寺塔頭西来院
営業時間/10:00〜17:00
※2024年3月23日(土)〜6月2日(日)、秋営業は9月ごろ予定
定休日/なし
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