魚が釣れるストラクチャーって知ってる?実は釣る人はしっかり狙ってた!
釣り好き一筋人生を送ってきました、関東釣り散歩のひげお爺ちゃんです。
これまでの経験をもとに、「釣りのポイント紹介」や「釣りのお役立ち情報」をご紹介していきます。
今回は魚釣りで重要な「ストラクチャー」について解説。
初心者の方はなんぞや?という感じかもしれませんが、魚を釣る人ってしっかりこれを狙っていたんです。
釣る人と釣れない人の差はこれだったのかもしれない・・・?
ストラクチャーとは?
ストラクチャーを英語にすると「structure」で、この直訳を調べると「構造、骨組み、仕組み、体制…」なんてのが出てきます。
釣り業界でもこのストラクチャーという言葉は多用されているのですが、実はその意味はちょっと違っているんです。
釣りにおけるストラクチャーとは、主に「地形変化」のことを指しています。
岩礁や沈み根、倒木といったものや、急に落ち込んでいるブレイクなどの起伏の変化などもストラクチャーと呼ばれています。
海で言うとサーフ(砂浜)の地形が少しわかりやすいですが、だだっ広いサーフの中でも、よく見ると水色の部分と黒い部分があります。
これは岩場や岩礁帯などの沈み根があるところが黒くなっていて、何もない所は一面水色になっていますよね。
こういった沈み根や、水面から飛び出している岩礁などもストラクチャーと言えるでしょう。
マンメイド・ストラクチャーって?
そして、ただのストラクチャーと混同しやすいのが「マンメイド・ストラクチャー」で、橋脚や消波ブロックのような人工構造物が地形変化を起こしている場合に呼ばれる名称です。
海沿いの工業地帯などにはこういった構造物が多く点在していますが、こういったものもマンメイド・ストラクチャーになります。
ただ実際は、オープンエリアに点在する「障害物」を全部まとめて「ストラクチャー」と呼んでいる方が大半だと思います。
実際私も少し前までそうでしたから・・・(笑)。
ストラクチャーには魚が集まる!
どちらにしても、このストラクチャーが魚釣りにおいては重要なポイントとなります。
なぜならこういった「地形変化」は魚が集まりやすい場所だからです。
それを知らないでやみくもに釣りをするのと、知っていて狙って釣りをするのとでは釣果に差が出る可能性があります。
さらにはその後の経験値的にも大きく影響してくるので、釣りをする時は「地形変化」を見ながら、感じながら釣りをすると上達が早くなるでしょう。
それでは、どうして地形変化に魚が集まるのでしょうか・・・?
エサがいるストラクチャー
海の沈み根や岩礁帯にはエビやカニなどが、ダムや池の倒木などには虫系などが、ストラクチャーには小さな生き物が住んでいる場合があります。
そういった生き物は魚のエサとなる。
エサが集まるところに魚が集まる。
これは当然のことですね。
流れを変えるストラクチャー
ただ何もない一面が水のところに、ポツンとある構造物や障害物といったマンメイド・ストラクチャー。
そこに水が当たると「流れの変化」が発生します。
実はそういった場所にも、エサとなるプランクトンや小魚が集まりやすい特徴があるんです。
プランクトンを食べる魚、小魚を食べるフィッシュイーターがそれを狙って集まってくる場所。
これもまた狙い目となります。
隠れ家のストラクチャー
そしてもうひとつは、自分が外敵から身を隠せる場所となるストラクチャーです。
魚にとって鳥や人間は敵。
自分よりも大きな魚も敵になる場合もありますが、そういった外敵から身を隠しやすいのがストラクチャーです。
また、かけ上がりやブレイクといった地形変化のある場所では、逆に自分が獲物(エサ)を捕食するために隠れる場所にしていることもあるんです。
釣れる人は知っている「ストラクチャー」
釣れる人は知っているんです。
ストラクチャー周りがアツいってことを(笑)。
こうなったら狙うしかありません。
が、仕掛けやルアーを引っ掛けやすいということも忘れずに。
まとめ
今回の記事は参考になりましたでしょうか?
人より高確率で釣りたい、多く釣りたいと思うなら、ただやみくもに、はい釣り場に着きました→はい空いてるところで釣りをします・・・ではダメなんです。
魚が集まりやすい場所を探し、狙って釣ることができれば、きっと今までよりも多くの魚を釣ることができるでしょう。
これから釣りを始める初心者の方や、話のネタの参考になれば幸いです。
今後も釣りに興味がある方にとって「話のネタ」や「楽しいお役立ち情報」をご紹介していきます。
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