【宮崎市】貴重な機会は5月30日まで!絵画の中に旅をしたくなる。油彩画から広がるストーリー
ぜひ機会があれば、5月30日までの期間中に宮崎空港まで足を運んで欲しい。宮崎ブーゲンビリア空港3階にあるエアポートギャラリーで、そんな絵画に出会いました。
個展を開催中の佐々木敦子さんはスイスを拠点に活動している日向市出身の画家で、ヨーロッパなどで高い評価を得ています。
個展『アンティミスト』で展示されている油彩画は44点。
光と影が織りなす静謐な風景。けれど、この場所に居たいと思えるようなあたたかさ。
海が描かれた絵画を眺めていると、いまにも動き出して波の音が聞こえてくるよう。美しくもやさしく癒されるような色合いに、絵の中に入り込んで、この風景を観てみたいという気持ちになります。
感動を写真におさめようとしても、繊細な色合いを再現しきれないのが残念...。
人気作家である江國香織さんの『ホテルカクタス』という物語は、佐々木さんの絵に触発されて書かれた本なのだそう。
個展では文庫版の表紙になっている絵画も飾られていて、実際に目にできる貴重な機会。
毎日13時から佐々木さんが訪れていて、恐れ多くも解説いただきながら、実際に本も手に取らせていただきました。
佐々木さんの多数の挿画がある本で、この場で読んではもったいなさすぎる...世界観にじっくり浸りたい...となったので、さっそく単行本と文庫本どちらも通販でポチッ。
どんなストーリーが紡ぎだされているのか楽しみです。
今まで絵画をあまり観に行ったことない私でも魅了された、素敵な作品の数々。家に飾ることができたら、空気感が変わりそうです。
自分の部屋に飾るなら?そう想像しながら、お気に入りの一枚を見つけてみてはいかがでしょうか?
[日時]2023年5月1日(月)〜2023年5月30日(火)
[時間]6:30 〜20:30 ※最終日は15時まで
[住所]宮崎ブーゲンビリア空港3階 エアポートギャラリー▷地図(外部リンク)
[作家在廊予定]期間中毎日 13:00~17:00 予定
※取材時点の情報です