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認知症予防効果が期待される食品5選【介護福祉士が漫画でわかりやすく紹介】

こんにちは。認知症のケアサポーター『夢 はるか』です。わたしはデイサービスや訪問介護の現場で15年以上働く介護福祉士です。
介護の仕事をしながら、子どもの頃から好きだった漫画を描くことを通して、大きの人に認知症や介護のことを知っていただけたらと思っています。

毎日楽しみながら続けられる認知症予防の方法として、食事の工夫が挙げられます。

いつもの食事に、認知症予防効果が高いと言わる食品を加えることで、体も頭も健康を維持する効果が期待できますよ。

さて、どんな食品が良いのでしょうか?

今日は、『認知症予防に効果あり』といわれる食べ物を、いつものようにイラストを交えながら順に紹介していきます。

1.青魚

サバ・サンマ・アジなどの青魚には、不飽和脂肪酸であるⅮHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。

DHAは脳の構造成分であり、特にアルツハイマー型認知症の予防に効果があるとされ、記憶力や判断力の向上に役立つといわれています。

2.ワイン

ワインに多く含まれるポリフェノールは強力な抗酸化作用があり、老化・動脈硬化・高血圧・認知症などの予防が期待できるといわれています。

ただし飲みすぎには注意して、一日グラス1杯程度が適量です。

3.納豆

納豆に含まれるイソフラボンは、神経伝達物質であるアセチルコリンの原料になります。

神経伝達物質が作られると、脳機能が正常に保たれやすくなり、認知症予防に効果があるといわれています。

また納豆に含まれるナットウキナーゼは、血栓が出来るのを防ぐ効果があるため、脳梗塞などが原因となる脳血管性認知症の予防に繋がります。

4. クルミ

クルミに含まれるポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化物質は、脳の細胞を健康に保つことを助ける栄養素です。

活性酸素の働きを抑えて脳を保護し、血液をサラサラに保つことで認知症の原因となる脳血管の異常を防ぎます。

ただし、食べすぎはカロリーオーバーの危険があります。

一日7~10粒(約30g・約200kcal)を目安としましょう。

5.オリーブオイル

オリーブオイルに含まれる抗酸化物質が細胞の酸化ストレスを減らし、記憶の維持に役立つと言われています。

WHOのガイドラインでも、オリーブオイルを多く使う地中海食が認知症対策に効果ありとされています。

いつもの調理油をオリーブオイルに替えてみてもよさそうですね。

食事は、特定の食品に偏ることなく、バランス良くとることで、頭と体、両方の健康につながります。

いつもの食事に、今回ご紹介した食品を取り入れて、美味しい食事を楽しみながら認知症を予防していきましょう。

介護福祉士として通所介護(老人デイサービスセンター)や訪問介護(ホームヘルパー)の現場で働いてきました。研究会での発表や、学術誌へのケースレポートの投稿なども積極的に行なっています。また、子どもの頃から好きだった漫画やイラストを描くことで、認知症の知識や介護のコツをわかりやすく伝えることを心がけています。

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