【海士町】進化した神輿渡御!神輿を繋いで島一周!?800年祭のお神輿は9月10日から!
島根県沖60kmに浮かぶ隠岐諸島。
独自の文化と歴史が息づき、ユネスコ世界ジオパークに認定されるほど雄大な自然が残るこの諸島の中の一つ、海士町(あまちょう)。
この島には今年の大河ドラマにも出てくるある人物に非常に大きな縁があるのです。
それが後鳥羽上皇。
承久の乱で敗れた後鳥羽上皇は、承久3年(1221)に海士町に配流されました。この後鳥羽上皇が海士町に残した文化や伝承は今でも語り継がれているんです。
その後鳥羽上皇が海士町に来てから800年。今海士町では後鳥羽上皇の来島800年を記念する大祭が開かれているんです♪
今回行われる神輿渡御(みこしとぎょ)は、島を丸ごとグルっと一周します。
後鳥羽上皇が島に流された承久3年(1221)8月5日の夕刻、その夜は崎地区(島の南部)に宿泊し、翌日に船や陸路で行在所(現在の源福寺跡)にご到着されたと伝承されています。この伝承に基づいて、2日間かけ、海と陸から「島一周神輿渡御」を行われるんです。
さらに、なんと、この神事が海士町で初の試みなんです。
また、船で運ばれる際には、伝統の「ホーランエンヤ」を見ることができるみたいです。
特殊な形の梶で船を漕ぐ伝統的な船、私もまだみたことがないので楽しみです♪
陸路の道中でも町の伝統文化である各地区の道中神楽や民謡を見れるみたいなんです。
こちらもこのコロナ禍で行われなかった伝統文化。
秋の始まりにもってこいの「神輿渡御」は明日9月10日〜11日で行われます。
是非島に来られる際はご覧になってみてくださいね!