【京都市】桜前線北上中! 七条大橋から出町柳で見ごろの木が多数 本満寺 水火天満宮では枝垂桜が満開!
日ごとに暖かくなる京の街、今年は名所や穴場、どこもかしこも桜の見ごろが早そうですね! さて、2023年3月22日の早朝から桜前線を追って街中を散策してみました。
まずは七条大橋から出町柳へと川端通を自転車で快適に上がって行きます。五条大橋までの間は見事に早咲きの枝垂桜が咲き誇っていました。鴨川沿いには、その名の通り、カモやアオサギなどの野鳥たちも数多く生息しています。それも魅力的です。
五条より以北はまだつぼみでしたが、高瀬川沿いの一の舟入あたりでは、一気に花開きつつありました。五分咲き程度でしょうか!
鴨川沿いに戻って、荒神橋辺りまでくると、また桜が咲き始めていました。樹々によってはすでに満開のものも。鴨川沿いや高瀬川沿いは、白く垂れさがる雪柳や黄色い小さな花を咲かせるれんぎょ、大きく上からかぶさる緑の柳と桜とのコントラストも美しい! 賀茂大橋あたりまで咲き始めていました。もうまもなく見ごろになりそうです。
出町枡形商店街の寺町玄関から少し北に行ったところにある本満寺では、樹齢90年におよぶ大枝垂桜がすでに満開となっていました。妙法の石標にたわわに覆いかぶさる姿がなんとも妖艶で素敵です。
本満寺は、室町時代、応永17(1410)年に創建。天文5(1536)年の宗派間の紛争(天文法難)により大阪堺へ避難しますが、天文8(1539)年には現在の地に移建し、後奈良天皇の勅願寺となり栄えました。宝暦元(1751)年に8代将軍徳川吉宗の病気平癒を祈願し、大きく効果があったとして、それ以来将軍家の祈願所になりさらに栄えたとされています。
堀川通鞍馬口の水火天満宮の大枝垂桜もピンクの花をすでに満開にしていました。
水火天満宮は、「都の水害・火災を鎮める為に、第六十代 醍醐天皇の勅願で、道真公の師でもあった延暦寺の尊意僧正(第十三代天台座主 法性坊尊意僧正)に命じられ、日本最初の天満宮として建立された」と言われています。
本満寺(外部リンク)京都市上京区寺町通今出川上る2丁目鶴山町16 075-231-4784