キャンプ場で実際に被害にあいやすい動物3選!クマやキツネよりも身近な動物に気を付けましょう!
山間部のキャンプ場では「クマ出没注意!」「イノシシ出没注意!」の看板をよく見かけますよね。
でも、キャンプ場でクマやイノシシに遭遇することは非常に稀だと思います。
特に私が住んでいる九州にはクマはいませんし、イノシシも鼻が利くので滅多に人間に近づいてくることはありませんでした。
もちろん、クマやイノシシの他にも毒を持っているスズメバチやマムシ、ハブなどにも警戒が必要です。
そんな危険な生物には要注意ですが、実際に被害を受けやすい生物は意外と身近に存在します。
この記事では私が実際に被害が受けた身近な動物3選について紹介します。
野良猫
キャンプをしていて一番多く被害を受けたのは野良猫ですね。
炊事場で調理をしていた時に一瞬目を離した隙に生肉を持って行かれたことが何度もありました。
就寝時にテントの前室にぶら下げていたゴミ袋を漁られたこともありましたね。
時にはテントを張った後に買い出しへ行って戻ってくると、インナーテントがネコの爪で穴だらけになっていたこともありました。
その爪跡の穴を良く見るとインナーテントの天井にも登った形跡があり、テントの中に置いていた食材付近のテント生地には噛み跡も残っていました。
大きな穴はあいていませんでしたが、あとでテントの修理が大変でした。
私は人懐っこいネコは大好きなのですが、なるべくテントの近くでは触らないようにしています。
カラス
次に被害を多く受けたのはカラスです。
カラスは食材以外の物も持っていくので困ります。
バイク旅で食材の買い物を済ませてキャンプ場に到着し、テントを張る場所を歩いて探していたら荷物にぶら下げていたレジ袋を破られて食パンを盗られたことがありました。
レジ袋に食材が入っていることを学習していたのでしょうね。
キャンプ場に滞在していた自転車旅の方が「サドルが濡れるのを防ぐためにレジ袋を被せていたらカラスがクチバシでレジ袋を突っついて、サドルもボロボロにされた」と言っていました。
なので、キャンプ場ではレジ袋をカラスに見せないようにした方が良いでしょう。
他にも買ったばかりのマヨネーズをクチバシで穴をあけられたり、片方のサンダルやスプーンもカラスに持って行かれたことがありました。
トンビ
トンビ(トビ)にも2回ほど食材を盗られたことがあります。
海沿いのキャンプ場では注意が必要です。
トンビは怖ろしく目が良いので、遠く離れた場所を飛んでいても隙を突いて一瞬で近づいてきます。
私は手に持っていたアイスクリームを背後から飛んできたトンビの足でわしづかみにされて持って行かれたことがありました。
あまりにも突然の出来事で何が起きたのか理解できませんでした…
食材はタープやテントの前室に入れてトンビの視界から遮るようにすると良いでしょう。
キタキツネ(番外編)
キタキツネには一度だけ被害に遭いました。
北海道の羅臼でキャンプをした時に就寝時に前室に置いていたゴミ袋をテントの中に入れ忘れて盗られてしまいました。
なので、食材やゴミ袋は必ずテントの中に保管することをおススメします。
最後に
キャンプで危険な生物に注意するのはもちろんですが、身近な動物(人間も含む)にも気を付けましょう。
食材や道具を盗られないようにキャンプ旅を楽しみたいですね。