バイクのジャケットがダサい理由
バイクを新車購入するユーザーの平均年齢は54.7歳という統計が出ています。
近年はコロナ禍の影響もあり、以前と比べて二輪のユーザー層は広がってきているそうです。こちらはデータでは出てきていませんが、知人の販売店スタッフなどに話を聞く限り、年齢層は少し下がっている印象があるのだとか。
長年バイク業界にどっぷりつかっていると感覚がマヒしてしまいがちですが、バイク用のジャケットは乗らない人から見るとダサいと思われてしまうことがあります。
なぜなのか?というと理由は二点です。
1:プロテクターが入っているのでシルエットが崩れる
2:他車からの視認性を重視してカラーリングが派手
特に肩のプロテクターはバブルの時の服を彷彿させてしまうかもしれません。安全性を考えれば仕方がないですが、プロテクターが入っていることで本来の洋服のシルエットを大きく崩します。
カラーリングも安全性を重視すれば派手になります。バイクには灯火類がついており、他車に対してしっかり視認させる機能があるとはいえ、身に着ける物でもアピールして安全にという考え方はライダーに対する配慮ともいえます。
ちなみにプロテクターを外しちゃえばシルエットは綺麗なのか?と問われれば答えはノーです。肩・肘・背中などにプロテクターを入れるためにスペースを作るわけですから、一般的な洋服とは形が異なります。
ただ近年ライダー層が少しずつ変化してきていることもあり、メーカーも製品ラインナップに幅を持たせ始めています。カラーリングをシックに。プロテクターが目立たないように工夫してるんです。
動画では山梨県のライディングギアメーカー、パワーエイジの製品を紹介しています。街でも浮かない配色やシルエットが特徴です。バイク用のジャケットはダサいと思っている方こそチェックして頂けたらと思います