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【寝る前に紙を眺めるだけ…?】成功したい人におすすめ!長く売れるには理由があるロングセラー本【3選】

寝る前に、紙をニタニタ眺めるだけで成功する?

(1) 非常識な成功法則(神田昌典)フォレスト出版、2011

非常識な成功法則(神田昌典)、フォレスト出版、2011
非常識な成功法則(神田昌典)、フォレスト出版、2011

2011年に発売されて、25万部。いまだに読まれ続けている自己啓発本。その名も、「非常識な成功法則」。タイトルだけ聞くと、いかに怪しいですね(笑)

けど、テンポが良くて、読みやすいので、あっという間に読めます。全体的に熱量を感じる本なのですが、特に、「はじめに」の熱量がすごくて、読むだけでも体の細胞が入れ替わるような不思議な感覚があります。

書かれている内容も、タダですぐに今晩から試せるような簡単なものばかり。「やりたくないことを書き出す」「寝る前に願望を書いた紙をぼんやり眺める」など。

一般的な成功法則としては、すこし”非常識”に感じるのかもしれません。でも、タダでできることですよ!それを信じるかどうか、素直に試してみるかどうかは、あなた次第です。

それでは、これはどんなな本なのか?ズバリ、成功原則が嫌いな人が成功するための実用書である。(中略)ナマケモノが、最短距離で這い上がるための、世界一簡単な方法である。

(2) (超訳カーネギー)人を動かす(D.カーネギー著、弓場隆翻訳) ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018

(超訳カーネギー)人を動かす Discover21、2018
(超訳カーネギー)人を動かす Discover21、2018

Dr. カーネギーの「人を動かす」。世界で1500万部以上売れた普及の名作です。

紹介している本は、必要なエッセンスをわかりやすくまとめた超訳版です。(Kindle Unlimitedでも読めます)

「人を動かす」というタイトルからは、なんだか人をコントロールしようとしているような印象を受けます。けど、この本には、どうすれば人ともっとうまく関われるのか、どのようにコミュニケーションを取れば建設的な関係が築けるのか、その本質的なことが述べられています。

「人の扱い方」「人に好かれる方法」「自分の考えを受け入れてもらう方法」「相手を変える方法」「敵を味方に変える方法」「円満な家庭生活を送る方法」の6つのパートに分かれています。人間関係で悩んでいる、というひとは、すぐに使えそうな簡単なテクニックから試してみてはいかがでしょうか?

人に何かをしてもらいたいなら、口を開く前に「どうすれば相手にそれをしたいという気持ちを抱かせることができるか?」と自分に問いかけてみよう。そうすれば、自分がしてほしいことについて相手を説き伏せようという無駄な努力をする必要はなくなる。

(3) 道をひらく(松下幸之助) PHP研究所、1968

道をひらく 松下幸之助 PHP研究所 1968
道をひらく 松下幸之助 PHP研究所 1968

知らない人はいないのでは?というくらい有名な本ですね。パナソニックの創始者、松下幸之助さんの「道をひらく」。累計400万部を超え、いまなお読み継がれている名作です。

人の心を打つ詩集のような本。いつの時代も変わらない、人として大切なことが、温かい言葉で綴られています。

本屋さんにいけば、カラフルなレモンイエローのカバーの本が並んでいますね。

少し、行き詰まった時、悩んだ時ーー。ふと開いた本のページには、現状を打破するヒントがみつかったり、勇気がもらえるかもしれません。

逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。要は逆境であれ、順境であれ、そのあたえられた境涯に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである。素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。逆境、順境、そのいずれをも問わぬ。それはそのときのその人に与えらえたひとつの運命である。ただその境涯に素直に生きるがよい。

1日2冊の本を読む本好きライター。みなさんにもぜひ読んで欲しい「面白い・ためになる・学びがある」良書を紹介中。

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