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新駅・箕面萱野駅と同時開業の「みのおキューズモール STATION棟」を探訪。人気のグルメにも舌鼓!

メエメエヤギライター
「みのおキューズモール STATION棟」で食べ歩き

 この3月23日、北大阪急行電鉄が箕面船場阪大前駅と箕面萱野駅の2駅を新設。千里中央駅から北へ約2.5km延伸し、大阪メトロ御堂筋線と直結、大阪中心部と箕面を結ぶ新しい足としてより便利になった。新駅の箕面萱野駅の開業に併せて同じ日、「みのおキューズモール STATION棟」もオープンした。そんなみのおキューズモールSTATION棟で話題になっているグルメを味わってみた。

新駅やSTATION棟の開業でさらに便利に、さらに楽しくなった!

 初めて梅田駅から箕面萱野駅まで利用したが、最速で約25分。改札を出れば、目の前に商業施設があり、自然豊かな箕面の景色も広がっている。

「みのおキューズモール STATION棟」は箕面萱野駅と直結
「みのおキューズモール STATION棟」は箕面萱野駅と直結

 東急不動産が開発し、東急不動産SCマネジメントが運営管理する「みのおキューズモール」は2003年から開業していて、地元に根差した商業施設として当時から多くの人に利用されてきた。そんな「みのおキューズモール」に隣接し、新駅の箕面萱野駅に直結した駅前ビルが「STATION 1棟」。そして、北大阪急行の高架下店舗に当たるのが「STATION 2棟」で、この2棟を合わせた総称が「みのおキューズモール STATION棟」なのだそうだ。

 みのおキューズモールの運営担当者に同商業施設の話をお聞きした。「STATION棟のコンセプトは“日常を輝かせる、ちょっといいこと”です。通勤や通学だけでなく、観光客も増えてきていて、いろんな方に楽しんでいただけるような施設づくりにこれまで以上に力を入れたいと考えています。既存のみのおキューズモール6棟と一体で、まちのにぎわいの起点となる施設を目指すとともに、これまで同様、地元に貢献できるような商業施設を目指してまいります」と意気込みを語っていただいた。

 ちなみに、STATION棟に入居するテナントは物販から飲食店まで32店舗にのぼる。箕面で知られるジモティーなお店もあれば、全国的に知られる人気店も入っている。

飲食店も個性派ぞろい! 注目は「食べるスープの専門店」

 飲食店舗は、STATION棟の1階・2階・3階に15店舗あり、さまざまな人の飲食ニーズにあわせて、多様な構成で展開されているのが特徴だ。どの飲食店も心をとらえ、どこに入ろうか、楽しく迷ってしまった。

 ちょうど、時間はランチ時。最初に選んだお店はSTATION棟1階の「Soup Stock Tokyo」。首都圏を中心に全国60店舗以上を展開する「食べるスープの専門店」として知られるお店だ。みのおキューズモール店は緑豊かな空間の前にお店があって、同店のコンセプトは「すぐそばにある別荘 」。店長は「芝生の緑を見ながら楽しむ食事の時間は日常を抜け出して別荘に来たような上質な大人の空間を楽しんでいただきたい。また、お買い物の合間に、ご家族やお友達などとのお食事に、お子さまとのお出かけにと、いろいろな場面をこのお店で過ごしてほしい」と語っていただいた。

緑豊かな芝生に面した路面店「Soup Stock Tokyo」
緑豊かな芝生に面した路面店「Soup Stock Tokyo」

 私が選んだのは「スープとスープのセット」(1,180円税込)。オマール海老の濃厚なうま味が溶け込んだ、贅沢な味わいが大人気のスープ「オマール海老のビスク」と「生姜入り和風スープ」を選択。スープ類はテイクアウトも可能。ドリンク類は別料金。 

ゆったりとした店内。中央にはスープなどの販売ブースもある
ゆったりとした店内。中央にはスープなどの販売ブースもある

本場の味を定食などで楽しめる韓国料理店もお目見え

 STATION 棟1階にオープンしたのは「明洞食堂(みょんどんしょくどう)」。本場韓国の味が気軽に味わえると、人気を博しているお店の一つだ。出迎えていただいたのは、店長のイ・ソンミンさん。

韓国料理専門店「明洞食堂」
韓国料理専門店「明洞食堂」

「明洞食堂」店内
「明洞食堂」店内

 さまざまな韓国料理を出しているが、気軽に楽しめると人気が高いのが定食類だ。今回、注目したのは評判の「サムギュプサル定食」(1,280円税込)。

 同店のサムギュプサルは、国産チルド生豚バラ肉を使用している。なかでも三枚肉のみに特化していて、サンチュなどの葉に巻いていただく。夏バテも一気に吹っ飛ぶほど、パワフルな料理で、この夏はとくにおすすめ。

「サムギュプサル定食」
「サムギュプサル定食」

 「オリジナル冷麺+キンパ(ハーフ)」(1,190円税込)の組み合わせもイ・ソンミン店長おすすめのメニューの一つだ。韓国風海苔巻きのキンパがおいしくて、冷麺との相性も抜群。暑い夏、食がすすめメニューでもある。

「オリジナル冷麺+キンパ(ハーフ)」
「オリジナル冷麺+キンパ(ハーフ)」

看板メニューの「ちく玉天ぶっかけ」発祥の店

 STATION棟3階には「難波千日前 釜たけうどん」がある。お昼どきになれば、満席になるほどの人気店だ。そして、うどん好きなら、店名を聞けば、大阪の難波千日前に木田武史氏が創業した釜たけうどんを思い起こす人も少なくないだろう。

うどん好きの間では有名な「難波千日前 釜たけうどん」
うどん好きの間では有名な「難波千日前 釜たけうどん」

 店名の「釜たけうどん」の代名詞ともいえるのが、メニューにある「ちく玉天ぶっかけ」だ。人気の「ちく玉天ぶっかけ」の発祥の店としても知られる。名物の看板メニュー「ちく玉天ぶっかけ」(930円税込、大盛りは1,160円税込)はぜひ、食べてほしいメニューの一つだ。

看板メニューの「ちく玉天ぶっかけ」
看板メニューの「ちく玉天ぶっかけ」

 そして、今回、同店では細めんにも初挑戦したといい、「新たな釜たけうどんも食べてほしい」と店長の森本良平さん。

 ところで、国産小麦のみを使った麺は店内で切り立てを提供している。もちろん、茹でるのも注文が入ってからだ。つまり、切り立て、茹でたてが食べられるお店なのだ。加えて、もちもちとしたうどんと、化学調味料を一切使用していないこだわりのダシとのハーモニーも抜群だ。

うどんは切り立てがモットー。写真は森本店長
うどんは切り立てがモットー。写真は森本店長

もちろん、麺も茹でたてが信条
もちろん、麺も茹でたてが信条

 この他にも、行ってみたいお店がいっぱいある。今回は3店を紹介したが、また、折をみて、グルメ三昧を楽しんでみたい。

(店舗情報)
■「Soup Stock Tokyo みのおキューズモール店 」
・住所:大阪府箕面市西宿1-14-14 みのおキューズモールSTATION棟 1F
・営業時間:10:00~22:00(LO21:30)
・電話: 072-737-7176
■「明洞食堂」
・住所:大阪府箕面市西宿1-14-14 みのおキューズモールSTATION棟 1F
・営業時間:11:30~22:30(L.O. 22:00)
・電話: 072-737-5908
■「難波千日前 釜たけうどん」
・住所:大阪府箕面市西宿1-14-14 みのおキューズモールSTATION棟 3F
・営業時間:11:00~22:00(L.O. 21:00)
・電話:072-737-9656
みのおキューズモール 公式サイト https://qs-mall.jp/minoh/

取材協力=みのおキューズモール

ライター

「食いだおれ」大阪出身で、食べることが大好き。新聞、雑誌記者、テレビ番組のブレーン、放送作家等を経て、雑誌、新聞、テレビ、ラジオなどの制作プロダクション「編集分室」の代表に。著書は「女将の顔」など。記者時代に渡仏30数回を誇る!?いたって「好奇心旺盛」。

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