薬箱の中身はスパイスティー。超ユニークな「スパイスアフタヌーンティー」が今、話題!
「なにわラグジュアリー」が体感できる「街ナカ」ホテル「OMO(おも)7大阪by 星野リゾート」がこの夏、 打ち出したアフターヌーンティーが超ユニークと話題を呼んでいる。というのも、大阪の薬文化からヒントを得、薬箱まで登場する、オリジナリティーあふれる「スパイスアフタヌーンティー」だからだ。「猛暑の夏もこれで乗り越えてほしい」という思いも感じられる「スパイスアフタヌーンティー」を味わってみた。
「薬のまち」大阪ならではのこだわり満載!
大阪といえば、江戸時代から「薬のまち」として栄え、なかでも大阪市内の道修町(どしょうまち)は今でも多くの製薬会社が立ち並ぶエリア。 そんな「薬のまち」大阪から発想を得たのが、今回の「スパイスアフタヌーンティー」だという。聞けば、かつては薬として薬用植物などのスパイスが用いられていたという歴史もあるそうだ。
驚くのは、演出として薬箱まで特別に作っているところだ。見事な薬箱の中身はといえば、オリジナルスパイスティーで使用するスパイスや茶葉が収納されていた。もう、遊び心もここまでくれば、脱帽。
その薬箱から、お好きなスパイスティーを選ぶのだが、種類は10種。そして、スパイスの組み合わせが実に面白い。また、薬を包むのに使用していた「薬包紙」に入れて提供するなど、スパイスはもちろん、見た目にも一工夫していて、楽しい。
いくつかをご紹介すると、ほうじ茶には胡麻、陳皮、山椒が入っていて、味も奥深い。アッサムにはシナモン、ナツメグ、グローブ、ピンクペッパー、青花椒、カルダモン、陳皮入りで、夏の暑さも吹っ飛ばしてくれそうな爽快感も感じられた。グリーンルイボスにはシナモン、八角入りで、こちらも何杯でもいけそうなさわやかさがある。そして、どれもスパイスが利いて、飲めば、気分もスッキリ。明日の英気まで養ってくれそうだ。ちなみに、何種類飲んでもOKなのもうれしい。
スイーツやセイボリー全てにスパイスが入り、美味しさも格別
今回の大きな特徴は、7種のスイーツと3種のセイボリーにもスパイスを使用しているところだ。
例えば、冷え性に効く唐辛子を使用した「ショコラタルト」。ビタミンとミネラルが豊富な大葉ジュレでスイカの皮の部分を表現している「スイカゼリー」など。
別添えで提供される「マンゴーパフェ」はお腹を温めてくれる山椒入りと、こだわりはどこまでも。
セイボリーに出てくる、パプリカを使用したスペイン風たこ焼き「たこのトルティージャ」は食べ逃せない。また、エスニックな香りで食欲をそそるクミンを使用した「カレー風カリフラワーサラダ」も美味で、カレー好きにはたまらない一品。
アフターヌーンティーなのに食べれば、飲めば、「健康増し増し」になっていることに気づくかも。猛暑の夏、真っただ中。「スパイスアフタヌーンティー」で、体の中から元気にしたい気分!
■「スパイスアフタヌーンティー」概要
期間:2024年8月31日まで開催中
時間:12:30~15:00
場所:OMOダイニング
料金:1名 6,800円(税込)
予約:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka
(店舗情報)
「OMO7大阪 by 星野リゾート」
大阪市浪速区恵美須西3丁目16-30
取材協力=OMO(おも)7大阪 by 星野リゾート