洗濯物は少なすぎてもダメ!?注意したい「洗濯機のNG」5つを掃除のプロが解説
毎日の家事に欠かせない「洗濯機」ですが、間違った使い方をすると、汚れが落ちなかったり、故障の原因になることも。意外と知らない「洗濯機のNG」を、お掃除スペシャリストが解説します。
【NG行為⒈】洗濯物の量が多すぎる
洗濯物をギュウギュウに詰めこんだ状態で、洗濯機をまわしていませんか?洗濯物が多すぎると、水や洗剤が行き渡らず、ちゃんと汚れを落としきれません。溶け残った洗剤は、カビやニオイの原因になってしまいます。洗濯物の適正な量は7割程度。適正量を守って洗濯しましょう。
【NG行為⒉】洗濯物の量が少なすぎる
じつは、洗濯物の量は少なすぎてもダメなんです。とくに、縦型の洗濯機は衣類同士がこすれ合うことで汚れを落とすので、少なすぎるとじゅうぶんに汚れが落とせません。最低でも半分くらいの量で洗濯するようにしてくださいね。
【NG行為⒊】 はっ水・防水加工の衣類を洗濯する
はっ水・防水加工の衣類を洗濯して、洗濯機がガタンガタンと大きく揺れた経験はありませんか?筆者も過去にやってしまったのですが、レインコートやウインドブレーカーなど、はっ水・防水加工が施されている衣類を洗濯機で洗うのはNG。衣類が水を通さないため、洗濯機の中に水が残ってしまい、脱水の際に洗濯機が大きく揺れるのです。最悪の場合、壁の破損や洗濯機の転倒・故障につながることも。洗濯前に必ず、洗濯表示を確認するようにしましょう。
【NG行為⒋】洗濯機に衣類を入れっぱなしにする
洗濯機を洗濯カゴ代わりに使うのはNG。洗濯機の中の湿度が上がり、カビやにおいが発生しやすくなってしまいます。洗濯物はなるべく「すぐに洗う、すぐに干す」を心がけましょう。
【NG行為⒌】熱いお湯で洗濯する
汚れ落ちがよいからといって、熱いお湯で洗濯するのはNG。洗濯機の部品が熱で変形して、事故や故障につながることも。お湯を使う場合は、50度以下で洗うようにしましょう。汚れもよく落ち、洗濯機にも負担がかかりません。
故障につながることがないよう、洗濯機は正しく使ってくださいね。
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