窓際に干さないで!【冬の部屋干しのNG3選】乾かない・生乾き臭がする原因を掃除のプロが解説
日差しが弱く気温が低い冬は、洗濯物を室内に干す人も多いですよね。ですが、部屋干しの方法を間違えると、「乾きにくさ」や「生乾き臭」の原因になることも。外干しをやめて8年、快適な部屋干し生活を送る筆者が、冬の部屋干しのNG行為と解決法を解説します。
NG⒈まとめて大量に洗濯する
水温が低い冬は、夏よりも汚れが落ちづらくなります。洗濯する衣類の量が多いと、汚れを落としきれず、残った汚れは雑菌のエサになってしまいます。また、一度にたくさん干すと部屋の湿度が上がるため、洗濯物は乾きづらくなります。冬はなるべく洗濯物をためこまず、こまめに洗濯するようにしましょう。
NG⒉窓際・壁際に干す
部屋干しでは、洗濯物を窓際や壁際など、部屋の隅に干す人が多いですよね。ですが、部屋の隅は湿気がこもりやすく、干す場所としてはあまり適していません。とくに冬は、洗濯物の水分で結露が発生しやすくなるため、余計に乾きにくくなってしまいます。カーテンレールに干すのもNG。レールの破損やカビの発生につながります。
洗濯物を干すのに最適な場所は、換気設備がついている浴室や、空気が動きやすい部屋の中央です。とはいえ、部屋のど真ん中に洗濯物を干すのは、なかなか難しいですよね。除湿機やサーキュレーターを使ったり、エアコンの風が当たるようにすれば、窓際や壁際でも効率的に乾かせますよ。
NG⒊時間をかけて乾かす
夏と違い、冬は洗濯物が乾くまでに時間がかかりますよね。「ずっと干していれば乾くだろう。」と、朝から晩まで洗濯物を干しっぱなしにしていませんか。ゆっくり時間をかけて乾かせば、そのぶん雑菌が増殖し、生乾き臭の原因になってしまいます。除湿機やサーキュレーターを使う、エアコンをつけて干すなどして、なるべくはやく乾かすようにしましょう。
干し方を変えるだけで部屋干し対策になる
間隔をあける、裏返して干す、ボタンを外すなど、洗濯物の干し方を変えるだけでも、乾くまでの時間を短縮でき、生乾き臭を予防できますよ。ぜひやってみてくださいね。
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