親の病気や家出、離婚など、さまざまな事情で家庭で暮らせない子どもたちを、自分の家庭で育てる人を「里親」といいます。里親制度は、児童福祉法に基づいて、里親を希望する方に子どもの養育をお願いする制度です。

摂津市役所では1階ロビーで里親制度のパネル展を開催しています。また、2024年10月15日（火）10：00～13：00には里親相談会を開催するそうです。

なぜ施設での養護よりも家庭での養護が優先されるのでしょうか？

それは、幼い子どもたちには、特定の大人との安定した関係が必要だからです。こうした関係がないと、子どもは「愛着障害」を引き起こす可能性が高くなります。子どもは、安心できる基盤があってこそ、外の世界に興味を持ち、自我が芽生え、成長していくことができるのです。公益財団法人全国里親会HP

多くの方は、「特別な人だけが里親になれる」というイメージを持っているかもしれませんが、実際の里親は、どこにでもいる普通のお父さん、お母さんです。里子となる子どもたちも、一般的な家庭で生活しているそうです。

子育ての経験がある方も、ない方も、里親制度に興味がある方は、里親相談会で「里親になってみたい」と相談してみませんか。

場所は摂津市役所新館の入り口を入り、突き当たりです。

摂津市役所
所在地；大阪府摂津市三島１丁目１−１
お問い合わせ；里親支援機関　おむすび
電話：06-6372-1602