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突然ワームが穴ぼこに…ワームをボロボロにした犯人とは?

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釣りではエサやルアーをキャストして食いついた魚を釣り上げるもの。

筆者もいつものように海釣りでワームをキャストしていたのですが

引き上げてみると、上の写真のワームが突然穴ぼこになって帰ってきたのです。

さて、こちらのワームを穴ぼこにした犯人は一体、何者なのでしょうか…?

ワームを穴ぼこにした犯人はこちら

先ほどのワームを穴ぼこにした犯人とはどのような魚なのでしょうか?

ワームの尻尾だけが千切れているような状況であれば可能性はいくつもあるのですが、写真のように無数にできた穴ぼこは犯人を突き止める大きなヒントとなります。

さて、その犯人とは…

皆さんもご存知の「フグ」です。

フグといえば非常に知名度の高い魚で、毒があるものの超高級魚として知られていますが、実は非常に鋭い歯を持っています。

正面から見てみるとこのような感じで、くちばしのような歯がこちらを覗いています。

フグは遊泳スピードこそ高くないものの、その場にホバリングをして留まる能力に長けているようで、釣り人が気が付かないうちに仕掛けやワームをボロボロにしてしまうのです。

なので例えば非常に耐久性の高いことで知られるエラストマー性のワームもフグにかかれば

簡単にカットされてしまいます。

では釣りをしている時に、フグにワームをボロボロにされてしまったらどうすればよいのでしょうか?

対策① ハードルアーを使用する

一つ目の対策が、ハードルアーを使用することです。

いくらフグの歯が強靭だからといっても、さすがに金属やプラスチックでできたルアーは噛み切れないようで、今まで破損することなく釣り上げることができています。

フグを専門に狙う場合はさておき、フグが混じる場所でワームをボロボロにされたくない場合はハードルアー中心の釣りに組み立てると良いです。

対策② 場所を変える

二つ目が思い切って場所を変えることです。

フグが一匹釣れば場所は経験的に連発することが多く、対策をしたところでフグが釣れ続けてしまうことも珍しくありません。

またフグは深さを変えても食ってくることから、小手先の対策をするよりはフグがいない場所を思い切って狙ってしまった方が結果的に良いことが多い気がします。

今回はワームを突然ボロボロにした魚の正体について紹介しました。

チャーミングなイメージで知られるフグですが、実は毒の他に鋭い歯を持ち合わせているので、水族館や釣りなどで見かけた際には観察してみてはいかがでしょうか?

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