【京都市】学童保育の親子らみんなの願いひとつに大空へ舞う! 3年ぶりたこあげ大会に400人余
「つくろうすみよいまちを ひろげよう子育ての輪を」をテーマに、京都学童保育連絡協議会、京都市学童保育児童館連絡協議会が主催する「第39回京都こどもてづくりたこあげ大会」が2023年2月26日に、嵐山東公園で開催されました。
早朝から粉雪がちらほら舞うほどの冷え込みの中でしたが、京都の学童保育に通う子どもたちとその親たち、学童保育や児童館指導員らを中心に400人余が手作り凧を持ち寄って集まりました。
凧コンクールでは、小学生たちが学年ごとに自慢の手作り凧を披露して、優秀作品が表彰されました。
エントリー凧コンクールでは、各児童館や学区共同保育の大人たちも含めて共同で作り上げた大型の六角凧や連凧などが披露されました。
10年以上に亘って参加してきた桂児童館は、建築資材などに使われる硬質防水シートを使って、人気ゲーム「スプラトゥーン」のインクリングの大凧を作り上げて参加しました。
上京区共同学童保育虹の子クラブからは、親たちと指導員のグループや高学年クラブなどから六角凧や連凧など大型の凧三基がエントリーされました。リーダーによると、「大凧はバランスをとるのが大変難しいです。サイズの違う連凧は初挑戦なんですよ」と言います。「セイのお」の掛け声で、大人も子どもも力を合わせて、長い糸を懸命に引っ張ると、大凧は見事に大空に舞いました。
事務局によると3年ぶりとあって、参加団体は7団体、参加者は400人余となりました。「京都の学童保育の需要は、少子化と言われる中でも働きに行くお母さんが増えて、ここ6年間でも倍増しています。地域での役割はますます重要となっていますが、児童館の正職指導員は増えていない」と言います。
嵐山東公園 京都市西京区嵐山東海道町