【東京モーターサイクルショー16】カワサキ、世界王者「ZX-10R」を讃えるKRTカラー先行投入
カワサキでは2015年スーパーバイク世界選手権チャンピオン獲得を記念したWSBゾーンを展開。
年間王者に輝いた「ZX-10R」&ジョナサン・レイの活躍を映し出す大スクリーンが設置されたグリーンカーペット上には、250ccから1000ccまでのNinja各シリーズのKRT(カワサキ・レーシング・チーム)エディションをずらりと展示。今年もすでに4勝を挙げるなど快進撃を続ける2016年型ZX-10Rだが、そのファクトリーカラーを忠実に再現したKRTエディションを先行して市販車でリリースするという新たな試みにトライしている。また、マットブラックベースが渋いウインターテストエディションは欧州での思わぬ人気を反映して実現した特別カラーとなっている。
もうひとつの注目は先日に国内導入がアナウンスされたスーパーネイキッドZシリーズの末弟「Z125 PRO」。FI制御の空冷4スト単気筒SOHC2バルブエンジンを軽量コンパクトな車体に搭載し、倒立フォークやオフセットレイダウンリヤサスペンション、前後ペタルブレーキディスクなど本格的な装備を誇るなど、原二クラスで“Zらしさ”を表現したミニスーパーネイキッドだ。
その他、ブレンボ製フロントブレーキとオーリンズ共同開発のTTX39リヤサスペンションを装備した「Ninja ZX-14R ABS High Grade」や昨年の話題をさらったスーパーチャージャー搭載の「Ninja H2」など、カワサキらしさ溢れるメガスポーツも展示。カワサキファン待望のブース展開となっている。