【京都府長岡京市】菅原道真公が詩歌管弦を楽しんだ長岡天満宮の氏子まつりで、3年ぶり子ども神輿巡行!
長岡天満宮の氏子まつりが2022年10月23日(日)に行われ、午前中は北開田、午後は、開田地区の子ども神輿が3年ぶりに巡行されました。
開田地区の子どもたちは、開田自治会館を13時30分に出発し、法被姿の子供たちが、本来なら「わっしょい、わっしょい」と元気に神輿を担ぐのですが、コロナ禍も考慮して、笛と太鼓に合わせて、綱で神輿を引き、氏子地域を練り歩きました。
巡行の先頭で獅子舞を演じた、碧唯(あおい)さん(11歳)は、「距離は長かったけど、歩いてるとだんだん楽しくなってきて、足も疲れてくるんですけどそれでも楽しくなってきて良かった」と言います。小学校で同じクラスの琉夏(るか)さん(11歳)も、「後ろは暑くて疲れたけど、やって良かった。二人ともがんばりました。」と話してくれました。
巡行の後、中小路宮司らの祈祷とともに、長岡天満宮の本殿に神輿を奉納しました。長岡天満宮あたりは、菅原道真公が生前に在原業平らと共に、しばしば遊んで詩歌管弦を楽しんだと言われています。代々長岡天満宮の宮司を務める中小路家が、平安時代に菅原道真が藤原一族との政争に敗れ、太宰府に降下した際に一族として同行し、後に道真公自作の木像を祀ったのが開田天満宮(現在の長岡天満宮)の創立と伝承されています。
まもなく紅葉シーズン到来です。長岡天満宮と八条が池でも、見事な紅葉を愛でることができます。11月5日から13日まで、3年ぶりとなる「長岡京ガラシャ祭」も開催されます。ぜひ足をお運びください。
長岡天満宮(外部リンク)長岡京市天神2丁目15−13 075-951-1025