2024年12月22日、彦根に新しいトンネル『彦根お城トンネル』が開通しました。

平成22年に事業を開始した「都市計画道路原松原線」。長い歳月を経て、多くの関係者の方々のご協力のもと、ついに完成しました。

このトンネルは、彦根インターと古沢町交差点を結びます。

以前、彦根インターから彦根城周辺へ向かうには、外町交差点を経由する道路のみで、慢性的に渋滞が発生していました。このトンネルが出来たことにより、交通量の分散ができ、渋滞が緩和されます。

このトンネルは、都市計画道路「原松原線」の一部であり、全長1233メートルのうち1135メートルがトンネル部分です。

トンネル開通により、観光客や市民の移動がスムーズになります。また、災害時の代替ルートとしても期待されます。開通後も周辺の工事が続くようなので、通行の際はご注意くださいね。

彦根お城トンネルには、車道2車線と幅3.5メートルの歩道が設けられています。

この歩道は、歩行者や自転車利用者の安全な通行を確保するために設計されています。

歩道と車道がしっかり分離されているので、快適で安全な通行が可能です。

トンネルの中はこのような感じになっていました。

トンネル内の照明はとても明るく、見通しが良いので、運転や歩行がしやすい環境になっています。

彦根インター方面から入りトンネルを抜けると、古沢町交差点に出ます。

イオンタウン彦根がトンネル付近に位置しており、買い物や食事に便利な場所です。

直進すると、彦根城や彦根総合スポーツ公園が見えてきます。

2025年に開催される国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ　滋賀2025」に向けて、トンネル開通により大会期間中の交通の円滑化が図られます。大会では、多くの選手や観客が彦根総合スポーツ公園「平和堂HATOスタジアム」へ訪れるため、交通インフラの整備は大会の成功に不可欠になってきます。

また、たくさんの観光客が訪れる彦根城へのアクセスがとても便利になり、ますます活気溢れる街になりそうですね。

ぜひ皆さんも、新しく開通した「彦根お城トンネル」を利用してみてはいかがでしょうか。