鹿児島県警の隠ぺい疑惑巡る秘密漏えい 「公益通報」に当たるか、その要件は
鹿児島県警の枕崎署員による盗撮事件などを巡り、鹿児島地検は7月5日、この不祥事を隠ぺいしたなどとして犯人隠避の容疑で刑事告発されていた県警本部長を不起訴とした。記者に捜査情報を漏えいしたとして6月21日に元生活安全部長を国家公務員法の守秘義務違反の容疑で起訴したのとは対象的だ。元部長に対する裁判の主な争点は、「公益通報」ないしそれに準ずる行動だったと言えるか否かである。
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