「紀州のドン・ファン」事件 検察が逆転有罪に向け補充立証を要する3つの「穴」
「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の男性に覚醒剤を飲ませて急性中毒死させたとして殺人罪などに問われた元妻に対し、和歌山地裁は無罪を言い渡した。検察は控訴期限である12月26日に向け、控訴の是非を検討しているという。一審判決で指摘された様々な問題点を補充立証によってクリアし、高裁の裁判官3人のうち少なくとも2人の心証を有罪方向に傾けることができるか否かが重要となる。
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