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元千葉ロッテのイ・デウン 右ひじ手術後首位チームの中継ぎとして11試合連続無失点<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
11試合連続無失点のイ・デウン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

16日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

首位のKTウィズはロッテジャイアンツに7-4で勝利。2位のLGツインズが敗れたため2位とのゲーム差を5.5に広げました。

KTは5-4で1点リードの6回表、2死一、三塁の場面で3番手としてイ・デウン投手(元千葉ロッテ)を投入。イ・デウン投手は一打逆転のピンチで7番ナ・スンヒョン選手をピッチャーゴロに打ち取りました。

イ・デウン投手は7回にもマウンドに上がり、先頭打者に四球を与えるも後続を抑えて、1回1/3を無安打無失点と役割を果たしました。

イ・デウン投手は昨年12月に右ひじの軟骨除去手術を行い、今季は7月に1軍に合流。昨季まで先発、抑えで起用されていたイ・デウン投手ですが、今季は中継ぎ投手としてカウント球、決め球と使い分けるフォークボールをはじめ、直球、変化球ともにコントロールが定まっています。

これまでにない安定感を見せているイ・デウン投手は8月20日以降、11試合14回2/3を無失点。ここまでの成績は17試合2勝0敗1セーブ7ホールド、防御率1.31です。

◆「ユン・ソンファン元投手、一審で懲役1年を求刑」

昨年9月に知人から八百長行為の依頼を受け、5億ウォン(約4700万円)を受け取った容疑で警察に身柄を拘束されていたユン・ソンファン元投手(元サムスン)に一審で懲役1年、追徴金2億350万ウォン(約1913万円)が言い渡されました。

(関連記事:イ・ジョンフ3安打で打率2位の3割5分5厘/サムスンの元エース、警察が身柄を拘束

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

SSGランダーズ戦の9回表、キム・ジェファン選手に代わってレフトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月16日(木)の結果

・トゥサン 3 - 3 SSG(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 8 - 8 ハンファ(コチョク)

 勝:

 敗:

・KT 7 - 4 ロッテ(スウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:パク セウン

・サムスン 5 - 6 KIA(テグ)

 勝:イム ギヨン

 敗:イ ジェヒ

・NC 2 - 0 LG(チャンウォン)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:イ ミンホ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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