更年期以降に知っておきたい「悪玉コレステロール」を減らす方法!
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「悪玉コレステロール(LDL-C)」について解説していきます。
今回の目次
- 脂質ってどんな役割があるの?
- 脂質ってどんな種類があるの?
- 悪玉・善玉コレステロールってなに?
- 悪玉コレステロールが多いと何が悪い?
- 悪玉コレステロールを減らす方法!
- 動画で解説
【1】脂質ってどんな役割があるの?
脂質は、糖質・たんぱく質と同じく「三大栄養素」の1つです。
人体に"約37兆個"存在する細胞膜を作るためにも必要であり、他にも下のような役割があります。
- 胆汁の成分になる
- ホルモンの材料になる
- エネルギー源になるなど
糖質・たんぱく質と比べて、脂質はカロリーが高いため、摂りすぎると太りやすいという特徴があります。
【2】脂質ってどんな種類があるの?
私たちが食事から摂り入れる脂質の大部分は「中性脂肪(トリグリセリド)」です。
また、コレステロールは食事から摂り入れるものもありますが、主に肝臓で作られています。
他にもいくつか種類がありますが、代表的なものは下の3つです。
【3】悪玉・善玉コレステロールってなに?
悪玉コレステロールは「LDLコレステロール」のことで、色々なところ(末梢組織)にコレステロールを供給する役割があります。
それに対して、善玉コレステロールは「HDLコレステロール」のことで、過剰なコレステロールを回収する役割があります。
悪玉(LDL)コレステロールの全てが悪いわけではないですが、多すぎるのは良くない。
【4】悪玉コレステロールが多いと何が悪い?
悪玉コレステロールが増えると、血管にコレステロールが溜まり、動脈硬化を促進してしまいます。
動脈硬化が進むと、心臓・脳・腎臓・足などの様々な障害のリスクを高めてしまうため、悪玉コレステロールの増え過ぎは良くないです。
遺伝的な影響で、悪玉コレステロールが増える場合もありますが、多くは生活習慣(過食・喫煙・ストレスなど)が関係しています。
また、更年期以降では女性ホルモンの分泌が低下することにより、LDLコレステロールが増加しやすくなるので注意です。
【5】悪玉コレステロールを減らす方法!
悪玉コレステロールを減らすためには「食事」「運動」「嗜好品」を工夫することが大切です。
①食事
特に飽和脂肪酸が多いもの(ラードなど)や、トランス脂肪酸が多いもの(スナック菓子など)の摂り過ぎは、LDLコレステロールを増えやすくなるので注意です。
逆に食物繊維や不飽和脂肪酸はLDLコレステロールを減らすともいわれているのでおすすめです。
②運動
適度な運動は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす役割があります。
ただし、激しい運動は体内の酸化を進めるため、少し息が切れる程度の適度な運動を心がけましょう。
③嗜好品の管理
お酒の飲み過ぎや喫煙は、LDLコレステロールを増加させやすいので、節酒・禁煙を心がけましょう。
まずは、食事・運動・嗜好品のどれか1つからはじめてみましょう!
【6】動画で解説
下の動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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