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更年期以降に知っておきたい「悪玉コレステロール」を減らす方法!

ご覧頂きありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「悪玉コレステロール(LDL-C)」について解説していきます。

今回の目次

  1. 脂質ってどんな役割があるの?
  2. 脂質ってどんな種類があるの?
  3. 悪玉・善玉コレステロールってなに?
  4. 悪玉コレステロールが多いと何が悪い?
  5. 悪玉コレステロールを減らす方法!
  6. 動画で解説

【1】脂質ってどんな役割があるの?

脂質は、糖質・たんぱく質と同じく「三大栄養素」の1つです。

人体に"約37兆個"存在する細胞膜を作るためにも必要であり、他にも下のような役割があります。

  • 胆汁の成分になる
  • ホルモンの材料になる
  • エネルギー源になるなど

糖質・たんぱく質と比べて、脂質はカロリーが高いため、摂りすぎると太りやすいという特徴があります。

【2】脂質ってどんな種類があるの?

私たちが食事から摂り入れる脂質の大部分は「中性脂肪(トリグリセリド)」です。

また、コレステロールは食事から摂り入れるものもありますが、主に肝臓で作られています

他にもいくつか種類がありますが、代表的なものは下の3つです。

【3】悪玉・善玉コレステロールってなに?

悪玉コレステロールは「LDLコレステロール」のことで、色々なところ(末梢組織)にコレステロールを供給する役割があります。

それに対して、善玉コレステロールは「HDLコレステロール」のことで、過剰なコレステロールを回収する役割があります。

悪玉(LDL)コレステロールの全てが悪いわけではないですが、多すぎるのは良くない。

【4】悪玉コレステロールが多いと何が悪い?

悪玉コレステロールが増えると、血管にコレステロールが溜まり、動脈硬化を促進してしまいます。

動脈硬化が進むと、心臓・脳・腎臓・足などの様々な障害のリスクを高めてしまうため、悪玉コレステロールの増え過ぎは良くないです。

遺伝的な影響で、悪玉コレステロールが増える場合もありますが、多くは生活習慣(過食・喫煙・ストレスなど)が関係しています。

また、更年期以降では女性ホルモンの分泌が低下することにより、LDLコレステロールが増加しやすくなるので注意です。

【5】悪玉コレステロールを減らす方法!

悪玉コレステロールを減らすためには「食事」「運動」「嗜好品」を工夫することが大切です。

①食事

特に飽和脂肪酸が多いもの(ラードなど)や、トランス脂肪酸が多いもの(スナック菓子など)の摂り過ぎは、LDLコレステロールを増えやすくなるので注意です。

逆に食物繊維不飽和脂肪酸はLDLコレステロールを減らすともいわれているのでおすすめです。

②運動

適度な運動は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす役割があります。

ただし、激しい運動は体内の酸化を進めるため、少し息が切れる程度の適度な運動を心がけましょう。

③嗜好品の管理

お酒の飲み過ぎや喫煙は、LDLコレステロールを増加させやすいので、節酒・禁煙を心がけましょう。

まずは、食事・運動・嗜好品のどれか1つからはじめてみましょう!

【6】動画で解説

下の動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!

最後までご覧頂きありがとうございました。
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